英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

イギリスの紅茶!ヨークシャー住のおすすめはコチラ!

イギリスでの生活17年目を目前に、
イギリス人と紅茶について、
歌詞(のようなもの)を作ってみました。
 f ^ ^ *)

イギリスの紅茶文化を垣間見ながら、
笑っていただけましたら本望です。

「イギリス人と紅茶」 by管理人

ティーバッグは基本の「き」
葉っぱからいれるの
みたことない

カフェでもでてくる
ティーバッグ
ところが誰も怒らない

案外太っ腹
イギリス人

瞬間湯沸かし電気ポット
水は絶対新しく
ぐらぐら沸騰させること

ここはこだわる
イギリス人

ミルクは先か
それとも後か
時間がないときゃ、
聞くもんじゃない

話しが長いぞ
イギリス人

イギリスで、
あると思うな
レモンティー

緑茶にも
ミルクと砂糖だ
イギリス人

ビスケット
付けて食べるな
ぐにゃぐにゃだ

最後は、
交通標語みたいになってしまいました。
おそまつ。

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イギリスの紅茶文化

てなわけで、
イギリスの紅茶文化をざっと語ってみました。

一般家庭やオフィスでの紅茶の飲み方は、
ティーバッグがほとんど。

大きなマグカップに、
ティーバックをポンといれて、
ガンガンに沸騰したお湯を
ダーッと入れます。

糸を引っ張ってみたり、
スプーンの腹で、袋をぎゅぎゅっと押したりして、
自分の好みの色になるまで
頑張ります。

その後、
2リットル入り(例えば)のミルクのパックを
冷蔵庫からおもむろに取り出し、
その紅茶の中に直接投入。

この時ティーバックが、
カップにまだ入ったままの事もあります。

これは、ミルクを入れた時点で、
薄かったなと思った場合に、
さらに修正をほどこすためです。

日常はこんなもんです。

でも、ちょっと高級なカフェや
ホテルのラウンジなどへ行けば、
ポットに茶葉を入れたものが出てきますよ。

そしてアフタヌーンティーなら、
ほぼ、100%茶葉。

心配りのあるお店だと、
温めたミルクがでてくることもありますよ。

アフタヌーンティーについてはこちらをどうぞ。
アフタヌーンティーとは?そのメニューと楽しみ方!

さて、こんな紅茶がいっぱいのイギリスですが、
どんなブランドがあるのでしょうか。
以下では、
管理人ご用達の紅茶ブランドをご紹介します。

ヨークシャーティーって?

イギリスの紅茶といえば、
トワイニングや、
ハロッズ、
フォートナム&メイソンなどが、
すぐに思い浮かぶかもしれませんね。

でもこういった大手は、
大抵日本に支店を持っているので、
おそらく珍しくないですよね。

なので今回は、
ちょっと毛色の変わった
紅茶ブランド、
特にノース(英国北部)から、
全国的に有名になったブランドをご紹介します。

Taylor of Harrogate (テイラー・オブ・ハロゲート)

テイラー・オブ・ハロゲートは、
ヨークシャーティーを、
製造販売しているブランドです。
創業は 1886年、
創業者はチャールズ・エドワード・テイラー。

彼は、地域によって水の硬度が違い、
それが紅茶の味に影響を与える
ことに気づきました。
そして、各地域の水ごとにブレンドを変えたのです!

ヨークシャーやロンドンは、
水の硬度が非常に高く、
それに適した紅茶をブレンドしたことで、
売れ行きを伸ばしました。

Yorkshire tea

これは普通のヨークシャーティー赤ラベルで、
ゴールドラベルは、
値段がすこし高め。

とはいっても、
スーパーで2ポンドくらいで購入できる
庶民の紅茶です。

色が濃くなることで有名で、

「ノースの労働者のお茶」

と、ロンドンやサウスの、
上流をきどる皆様が、
こっそり笑うことがありますが、
気にしません。

私は大好きです。笑

前述した、ハードウォーター用の、
パックもありますよ。

こんなかわいいデリバリーバンのミニカー。

ban

Betty’s(ベティーズ)

Betty's 2

ティールーム、ベーカリー、レストランを兼ねた、
Betty’s(ベティ―ズ)も、英国ではとても有名です。

店舗は、
ハロゲート(Harrogate)、ヨーク(York)、イルクリー(Ilkley)などにあります。

家から近いので、
ハロゲートとイルクリーのお店を、
利用したことがあります。

このベティ―ズは、いつもお客さんでいっぱい。
行列ができています。

イギリスのベーカリーには珍しく、
手の込んだお菓子や、
パンがウィンドーに飾られて、
見るだけでも楽しいです。
ただ、お値段は少々高め。

betty's 1

でも、こんなキャニスターに入った紅茶(7.95£)なら、
お土産にもいいですね。

ヨークシャーのアーティスト、
エミリーサットンさんが、
特別にデザインしたそうです。

中のティーバッグは、
ベティ―ズの店内で出しているのと、
同じ茶葉が使われています。

東アフリカとアッサムからの茶葉を、
ブレンドしたもので、
フルボディ、リッチな味わいです。

この他にも、
たくさんのブレンドティーが、
量り売りで販売されていますよ。

Ringtons(リントンズ)

Ringtons 2

Ringtons(リントンズ)は、前に住んでいた家の、
お隣のおばあちゃんに教えてもらいました。

まさにヨークシャー住人の、
口コミ情報
なんですが、
紅茶もジンジャービスケットも、
とてもおいしいです。

1907年、ニューカッスルで創業。
スーパーなどに卸すことはせず、
家から家への訪問販売だけで、
ビジネスを続けてきた、
頑固な紅茶ブランドです。
お値段も手ごろ。(上の紅茶は3.25£)

昔は馬車(Horse and Carriage)で宅配していたらしく、
「一生涯リントンズの紅茶しか飲まない」
というお客さんもいたそうです。
まあ、頑固者同士、似た者同士、
いいんじゃないでしょうか。^^

現在は、ネット販売もしています。
頑固に宅配にこだわり続けていたら、
一番新しい販売方式につながった、
みたいな感じですね。^^

このリントンズの紅茶と、
ジンジャースナップスが、
ベストマッチ、
ホントにおいしいんです。

これ↓

giner snaps

カリッとしていて、
あまり甘くなく、
ショウガの香りがほのかにして、
ミルクたっぷりの紅茶によく合います。
(1.90£ 400円くらい)

おわりに

スーパーに行くと、
まだまだたくさんのブランドがあって、
話しはつきませんが、
今日はこれくらいにしておきましょう。

イギリスの紅茶と、
ヨークシャーティーについてでした。

お付き合いいただきありがとうございました!

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