イギリスは、ニールズヤード（Neal’s Yard Remedies）創業の地でもあり、
スイス、ドイツ、フランス、イタリアなど、
EU諸国からのオーガニックコスメが比較的手に入りやすい環境です。


WeledaもNeal’s Yard も、
スーパーの戸棚に普通に並んでいます。


英国でもアトピー性皮膚炎や、
アレルギー疾患に悩む方が増えるにつれ、
オーガニックで肌に刺激の少ない製品への需要が、
高まっているのでしょう。


でも、手に取る化粧品にはほぼどれにも、
ナチュラル、ピュア、オーガニック、
などと書かれているんですね。
本当にオーガニックな化粧品を見つけるのは至難の業です。


先日オーガニック野菜についていろいろ調べていたら、
オーガニックコスメという言葉を頻繁に目にしました。


そこで今回はオーガニック関連で、
イギリスでのオーガニックコスメの認定に関する情報を
お届けしたいと思います！


大切なお肌を守るために、
ぜひ参考にしてくださいね。

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イギリスでのオーガニックコスメの判別方法は？

英国のオーガニック製品の認定機関、
ソイルアソシエーションによると、
イギリスのオーガニックヘルス＆ビューティ産業は、
一年で21.6％の大成長を遂げているとのことです。


そしてその産業自体が正式な規格や規制のない中で、
オーガニックな成分が1％でも入っていれば、
ラベルにオーガニックと記載するような状態だとも。

パッケージを裏返して、ロゴを見てみましょう。
こんなロゴがついているでしょうか。

英国ソイルアソシエーションとCOSMOS

英国のオーガニック判定の大半は、
ソイルアソシエーションで行われています。


上のロゴはソイルアソシエーションのものですが、
各認定機関がそれぞれのロゴを持ち、
認可された製品にそのロゴの使用を許可するという仕組みです。


さてこの大手認定機関、
ソイルアソシエーションSOIL ASSOCIATION (英国)なんですが、
BDIH (ドイツ)、COSMEBIO & ECOCERT (フランス)、
ICEA (イタリア) とともに、
欧州・国際レベルでのオーガニックコスメの認定規格、
COSMOSをベルギーで設立しました。


国際的な規格の設定は、国際取引がある以上、
避けては通れないものですね。
オーガニックコスメが識別しやすくなるといいですね。


それにしても！欧州は規格が多くて厳格で、
規格認定には長い時間と費用がかかるんですね。
なんだか値段にびしばし反映されそうですが…。

日本でも買える英国でオーガニック認定を受けているコスメリスト

ニールズヤード　Neal’s Yard Remedies

ニールズヤードレメディーズのポリシー
●合成香料や石油系の鉱物油、シリコン、パラベン、フタル酸などの成分不使用。
●生育数が減少している植物は不使用。
●化粧品であっても遺伝子組み換えされた原料は一切不使用。
●現代科学を利用しても、人への影響が分かっていない科学は不使用。
●BUAV（英国動物実験廃止連盟）に加盟。動物実験なし。
●フェアトレードによる原料調達。仕事を持てなかった女性たちに採取の仕事を依頼。
経済的支援を含めた価格による取引、継続的な仕事になるための支援を行い、フランキンセンスを始め、ローズ、パルマローザ、ゼラニウムなど様々な原料でフェアトレードによる生産者支援を実行。

バンフォード Bamford

植物オイルベースのシャンプー。
髪にハリを与え、抜毛、切毛の予防に。
ゼラニウムとラベンダーのフレグランスをベースにした、
ペパーミントやユーカリの香り。

グリーンピープル Green People

創業者シャーロットさんの娘さんがアトピー性皮膚炎で、
マイルドな石鹸を探しても見つからなかったため、
自分でつくっちゃったブランド。


Soil Association
Organic Food Federation
EcoCert
と3つの認証を受けている唯一の化粧品会社。

Pai Skincare

Pai Skincare の取得している認証

Soil Association(ソイルアソシエーション)
Leaping Bunny（動物実験なし）
Vegan Society（動物由来の成分不使用）
Forest Stewardship Council （森林保護）

まとめ

オーガニックコスメの創業者に、
女性が多いことに気づきました。


自分の子供や家族のことを考えると怖いものは使えない、
というスタンスから作られた製品にすがすがしさを感じました。


お付き合いいただきありがとうございました。