冷凍食品の賞味期限切れ!いつまでなら安全?5つのチェックポイント!
「食べるべきか、捨てるべきか、それが問題だ…!」
「To be, or not to be, that is the question.. 」
なあんてハムレットを気取ってる場合じゃないです!
冷凍庫を探っていたら…。
ふと気づくと、
冷凍食品の賞味期限が
2か月程前に切れていることを発見しました。
賞味期限は
「美味しく食べられる期間を表示」するものなので、
期限が切れていてもすぐ捨てる必要はありません。
でも、でも
2ヶ月ですよ!?
スーパーに代わりの品を買いに走るか…。
はたまた、別の献立に変更するか…。
大問題です!
今回は、
賞味期限が切れてしまった冷凍食品を
食べるかどうか判断するのに役立つ
5つのポイントをご紹介します。
それでは行ってみましょう!
スポンサードリンク
[ad#recl]
冷凍食品の保存についての基本的な考え方
はじめに、
冷凍食品メーカーによる、
賞味期限についての基本的な考え方をご紹介します。
未開封で-18℃以下に保存すれば
賞味期限内はおいしく食べられる。
しかし実際の家庭の冷凍庫の場合、
扉の開閉等から-18℃以下を保つことが難しいので
以下の目安に従う。
(目安)
冷凍庫:購入後2~3ヶ月以内
冷凍庫のドアポケット:1~2ヶ月
JIS規格では、
通常の家庭用冷凍室(3スター)も、
急速冷凍機能付き家庭用冷凍庫(4スター)も、
−18℃以下に保てる機能を持つことを規定しています。
また、
冷凍室内の冷凍食品は4ヶ月位は品質に変化がない
という実験結果も出ています。
各業者、各機関は、
安全性や冷蔵庫の使用状況を考えて、
多少短めに
2〜3ヶ月間は保たれると発表しているようです。
きちんと冷凍庫保存してあれば、
保存時からほぼ2か月~4か月は大丈夫ということですね。
5つのチェックポイント
もし賞味期限が切れていたら、
自分の目でみて、
臭いを嗅いでみて、
本当に大丈夫なのかどうかを確かめたいものです。
変だなと思ったら迷わず捨てましょう。
以下でご紹介するのは、
冷凍食品の安全性を確認する5つのポイントです。
それでは一緒に見ていきましょう!
1. 一度解凍してまた冷凍したもの
一度自然解凍しかけて、
献立が変わったりして、もう一度冷凍庫に戻す…。
冷凍食品は、食品の組織をできるだけ壊さないよう、
急速凍結されています。
一度解凍したものを再凍結させると、
ゆっくりと凍る「緩慢凍結」となります。
これをおこなうと、
食品の組織が破壊され、
品質が損なわれます。
一度解凍してまた冷凍させた冷凍食品はアウトです。
2. 表面に霜がついている
大昔、アイスクリームを買いに行って
冷凍庫の底の方の
霜だらけのをよく買ったものですが、
これはよくない状態だったのですね。
外部からの温度変化によって凍結状態が緩むと、
食品中の水分が外に出て霜や氷になります。
霜がたくさんついた商品は、
品質が劣化している可能性が高いことを示しています。
3.冷凍焼けしているもの
冷凍焼けは、
真空パックされていないものによく起こります。
外包装から水分が飛んでしまい、
パサパサになってしまった状態です。
見ればすぐにわかります。
高野豆腐を思い出してみるといいですね。
食べたとしても健康への被害はないらしいですが、
風味も何もなく美味しくないです。
冷凍焼けした冷凍食品はアウトです。
4. パッケージがパンパンに膨らんでいる
パッケージがパンパンに膨れる原因には2つあります。
一つ目は、
冷凍庫内の温度変化によるものです。
この温度変化で、
袋内の空気が膨張して袋が膨らむことがあります。
この場合は、品質に問題はありません。
良くないのはもう一つの原因の方です。
冷凍食品が解凍され腐敗している場合も
同じように袋が膨らむことがあります。
この場合は安全ではありません。
外袋がパンパンに膨れているものはアウトです。
5. 開封したもの
冷凍食品を開封すると、
乾燥や冷凍焼け、
霜がつきやすくなるなど、
品質が劣化しやすくなります。
この対策として、
パッケージの上から、
ビニール袋などで包んで密封すると、
乾燥や冷凍焼けを軽減できます。
開封してしまった冷凍食品はなるべく早く食べきるようにしましょう。
まとめ
ここをチェックしよう!
✔ 冷凍食品は-18度の冷凍庫なら保存時から2ヶ月~3ヶ月は大丈夫
✔ 霜が周りにたくさんついたものはアウト
✔ 一度解凍してまた冷凍したものはアウト
✔ 冷凍焼けした冷凍食品はアウト
✔ 外袋がパンパンに膨れているものはアウト
✔ 開封してしまった冷凍食品はなるべく早く食べきるようにしましょう
いかがでしたか?
余った野菜を冷凍するかどうか迷ったら、
冷凍保存できる野菜!できない野菜!ちょっとこわい体験談!をご覧ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この記事へのコメントはありません。