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英検の合格点は?どの級を受験したらいいの?

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2013年度第3回英検の最終合格発表がつい先ごろ行われ、
次回2014年度第1回英検一次試験6月8日/二次試験7月6日‐本会場
の受付(3月21日~5月16日)がもうすぐ開始されます。

英検は、英語の運用能力を測定する試験として
国内で長い歴史と権威を持つ英語の検定試験です。

管理人は日本にいたころ
準2級からスタートして準1級まで取りましたが、
渡英後はロンドンの試験場まで受験に行かなくてはならないので
なんとなく機会がなく、1級は残念ながら受験していません。
こちらの大学院に入学するとき、
また永住権を申請するときに必要になった
IELTSという試験は受けましたが、
英検はそれっきりになっているので、
今回あらたに勉強しなおし、
チャレンジしてみようかと思うようになりました。

英検に限らず、さまざまな資格試験を受験するとき、
受けてみても合格からあまりにほど遠い場合、
時間やお金の無駄ですから

自分の現在の実力で大体どの級が受かりそうなのかを
あらかじめ知っておくことは大切かもしれません。

そこで本日は、
英検の合格点と合格ラインをもとに、
自分にもっとも合った受験級を決定するための効率的な方法を
自分の実体験も振り返りながら検討してみました。

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資料となるデータ1:2013年第3回英検の合格点

どの級を受験するかを決めるのに合格点がわかれば決めやすいですね。
2013年第3回英検の合格点が以下のように公開されました。

2013年第3回英検合格点

級     合格点  満点  %
1級   78   113   69% 
準1級   67   99    68%  
2級   44   75    59%  
準2級   44   75    59%  
3級   40   65    61%  
4級   40   65    61%  
5級   31   50    62% 

(※日・土・金曜日実施共通)

資料となるデータ2:英検が公開している合格ライン

英検が公表している英検の合格ライン

【一次試験】
2級〜5級では、満点の60%前後
1級、準1級では、満点の70%前後

【二次試験】
1級〜3級すべて満点の60%前後

発表された実際の合格点がこの合格ラインに収まっているのがわかりますね。
このくらい取れれば合格できるという目安になります。

合格点、合格ラインから受験級を決定する

英検を過去に受験したことがなく、
どの級をうけたらいいのか漠然としている、という方のために、
この合格点、合格ラインをもとに受験級を効率よく決める方法をご紹介します。

ステップ1:英検の合格点/ラインを知る
上記を参考にしてください。

ステップ2:プチ英検(無料)にトライ

プチ英検は、英検第一問目の4択単語補充問題を使った簡易模擬試験です。

7つの級を3つの大きなグループに分けたテストと
5級から1級まで級別に分かれたテストの2種類があります。

すぐ終わるので、ゲーム感覚で両方やってみましょう!

ただし単語だけのテストなので、全体の実力を判定することはできません。


ステップ3:合格に手の届きそうな級の過去問を時間をはかってやってみる

プチ英検の結果をもとに、大まかに受験級を2つ選び、
実際の英検過去問にトライしてみましょう。

ここで大切なのは、「過去問をするときは必ず時間を測ってやる」
ということです。

各級の制限時間
級別   筆記  リスニング
1級  100分   30分  
準1級  90分   25分  
2級  75分   25分  
準2級  65分   25分  
3級  40分   25分  
4級  35分   30分  
5級  25分   20分 

 
制限時間をオーバーしてとった得点は全く意味がありません。

日頃時間を計測して行うことで、
体で制限時間の感覚を覚えることができます。
スポーツにある意味似ていますね。

設問ごとの時間の割合を覚えておくと
全く手つかずの問題を残して終了、という事態を避けられます。


ステップ4:過去問の結果を分析してみる

2つの級を試した場合、上級の方の結果で判断してください。

(パターン1)
時間内に合格ラインの得点が楽々とれる!
一つ上の級を受験

(パターン2)
時間内に合格ラインの得点がぎりぎりとれる!
もし予算と日程が許せば、その級と一つ上の級をダブル受験*
もちろん上の級に合格する心意気で!

(パターン3)
時間内に合格ラインの得点にわずかに達しない場合
その級のみを受験

(パターン4)
合格ラインまでかなり足りないが一つ下の級の合格レベルには達している場合
その級と一つ下の級をダブル受験

*注:ダブル受験(同じ試験日に同じ会場で2つの連続した級を受験できます。通常準1級と準2級は午前中に受験するので、終わったら1級、2級または3級を受験します)

まとめ

受験級を決める簡単な方法

ステップ1:英検の合格ラインを知る

ステップ2:プチ英検(無料)にトライ

ステップ3:合格に手の届きそうな級の過去問を時間をはかってやってみる

ステップ4:過去問の結果を分析してみる

の方法で行ってみてください。

受験級を適切に決めて着実に合格できますように!

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