英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

ボジョレーヌーボー!解禁日の意味は?2017年はいつ?



一句できました!


ボジョレ―ヌーボー 鮎でもないのに解禁日


…。
すみません。




さて、秋が近づくにつれ、
ボジョレーヌーボーのポスターなどが
酒屋さんの店先などをにぎわすようになりますね。


「なんでもいい!!酒が飲めるゾ―!」
と浮かれるそこのあなた、
解禁日の意味をご存知でしょうか。



ここは一番、
ぜひ飲み友達にうんちくをご披露くださいね。


ボジョレーヌーボー解禁日


今年はいつ?そしてどんな意味を持つの!



ワインを片手にごゆっくりお楽しみください。


スポンサードリンク
[ad#recl]

2017年のボジョレー・ヌーボー!解禁日はいつ?




ボジョレーヌーボーの解禁日は、
毎年、それぞれの国の現地時間で、
11月の第3木曜日の未明の午前0時。

2017年は11月16日です。



解禁日の意味は?


この解禁日なのですが、
じつはもともとは存在していなかったのです!


このため、
早く作って早く売り出すという、
販売合戦に拍車がかかりました。



そして本来はワインとして出来上がっていない、
品質の疑わしいものまで、
市場に出回るようになってしまいました。


これを憂えたフランス政府が考え出したのが、
この解禁日です。


あまりに早生のワインを販売して、
フランス産のワイン全般の評判を落としては、
元も子もありません。



そこでフランス政府は
毎年共通の11月15日
解禁日として定めたのでした。


ところがこの毎年共通の解禁日では
不都合なことがおこりだしました。
この日が週末(休日)にかかると、


解禁日でも品物がない!
とか
店舗で販売する従業員がいない!


という事態に陥ったのです。


cry_208356


労働者の権利がとても強いフランスですから、
これには解禁日を変更する以外に良い方法はないですね。



そこでボジョレーヌーボーの解禁日は、
11月15日から11月の第三木曜日
に変更されたというわけです。



日本はヨーロッパより8時間ほど先にこの日を迎えます。
解禁日に発売されるボジョレー・ヌーボーは、
解禁日前に空輸されこの日まで保管されます。


この日は日本全国のレストランや酒屋さんで
ボジョレーヌーボーを味わうイベントが開催されます。

マーケティングとして大成功


もともとこの行事は、
毎年のワインの出来不出来を評価するために行われた
ワイン業者のための試飲会でした。


ところが、
「毎年のワインの収穫を祝う」
というコンセプトで解禁日を設定し、
半ばワインの収穫祭
のようにしてしかけたマーケティングが大成功
今日の盛況に至ります。


日本はそれほどワインを消費する国ではありません。
しかし、
OECD加盟国34ヶ国中30位という過去の統計を横目に
日本の「ボジョレーヌ―ボー」の消費額は、
海外での全売上の5割以上を占め
今やボジョレーセールスの、
最大の「お得意様」となっています。



過去数年のボジョレヌヴォーの輸入実績

1位 日本1100万本


2位 ドイツが320万本


3位 アメリカが280万本

と、他を寄せ付けない輸入実績です。
すごい人気ですね。


ではこのボジョレーヌーボーというワイン、
いったいどんなワインなのでしょうか。


ボジョレーヌーボーのワインの特徴、産地については、
ボジョレーヌーボーのワイン!違いや特徴は?
をご覧ください。


なんだか飲みたくなった方^^
2017年のボジョレーの予約はこちらから。

2年連続金賞受賞。
アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヌーボー 2017




ワイン好きさんに捧げる記事です!
ワインの開け方まとめ!コルク抜き無しでも大丈夫!
ワインのカロリーって?太らない飲み方ってあるの?


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

カテゴリー

アーカイブ

広告