英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

英語フレーズと翻訳‐ One for the Road

翻訳の海」という翻訳業から受けるストレスを発散するブログをやっていたんですが、
半年ほど前ドメインの更新を忘れていてこのブログを無くしてしまいました。


翻訳自体が非常に忙しくなり、
ブログを更新するゆとりが全くありませんでした。


まあでもあまりろくなことは書いてなかったな、
と思いあきらめました。


それでも仕事しながら
珍しいフレーズに出会ったりすると、
やっぱり残しておきたいなという気になるんですね。

ちょっと変わった英語の言い回しや、
スラング、フレーズはなんとなく
お宝発見みたいな気になるじゃないですか!

で、まあ前置きが長かったですが、
じゃあ以前のようにこっちのブログで、
発見した英語のフレーズや言い回しを書いていけばいいな、
と思ったんですね。


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One for the Road

One for the Road


これ、めちゃくちゃ面白かったんですが、
意味を想像できますか?


最初頭に浮かんだのが、
One for a Pot
スプーン1杯分の茶葉はポットのために入れようね、
そうすると美味しい紅茶が入りますよ、
みたいなのですね。


でもこれだと文脈に合わないんですね。
この文章はお酒に関するものだったので。



考え方はまあ同じといってもいいんですが、
で、調べて分かったのは…。


パーティとかで酔っぱらって、楽しんで、
さあ、帰るか、ってなった時に
帰り際にもう一杯ひっかけることを言うそうです。

なぜ、”for the Road” なのかというと
帰り道で酔いがさめないように…
なんか酔っ払いの考えそうなことですが・・・笑


実はこのフレーズ、
もともとはロンドンのMarble Archにあった
The Tyburn Treeという処刑場(1108年から)に向かう死刑囚に飲ませる
最後のパイントを意味していたのだそうです。


こわい。



この史実から生まれた言葉はほかにもあります。


“hangover”

この公開処刑は絞首(Hanging)で行われ、
当時20万人のロンドン市民がくりだす一大イベントでした。
それはもう飲めや歌えの大騒ぎ。
ハング(絞首刑)のあった次の日はみんなお酒が残ってぐったり。( ´∀` )


そこで前の日(hangした日) のお酒が残る(over) = 「二日酔い」を
Hangoverと呼ぶようになったのだそうです。


すっごい歴史ですね。
いや、びっくりしました。

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