英国住み。日本との時差8時間。地球は回っている。

イースターの伝統料理!イギリスではコレを食べる!


春の大型連休イースター



2017年の日程は、
4月14日から4月17日です。
詳しい日程とイースターのそれぞれの日の持つ意味は、
こちら、イースター2017年!日程は?グッドフライデーって?
をご覧くださいね。


さて、家族が一同に集まるこの時期、
イギリスではどんな料理を食べるのでしょうか。

今回はイースターの料理
特に、イギリスの、伝統的なイースター料理について、
ご紹介したいと思います。

それではいってみましょう!


スポンサードリンク


イースターエッグとエッグハント



イースターといえば、やはり、
イースターエッグが、頭に浮かびますね。


たまごは、イエスキリストのお墓のシンボルです。


キリスト教では、
「イエスは、金曜日(グッドフライデー)に、十字架にかかって死亡し、
月曜日(イースターマンデー)に、復活して天国に行った」
ということになっています。


たまごの殻を割ってうまれる、ひな鳥の様子を、
お墓から復活する、イエスキリストの姿と、
重ねているわけですね。

easter egg1初期のイースターエッグは、
現在のもののように、カラフルではありませんでした。

ゆで卵を真っ赤に染めただけの、
ちょっとグロいイメージのものでした。
キリストの血で染まったたまご
という意味をもっていたのです。

easter egg2
今では、
ゆで卵に食紅でいろんな色を付けたり、
絵をかいたり、
カラフルで、
とても楽しいものが多いですね。


イースターエッグの詳しい作り方はこちらをどうぞ。
イースターエッグの作り方!自然素材で色染めしよう!

これを、お庭のいろんな場所に隠して、
みんなで見つけて遊ぶのが、
エッグハントです。


egg hunting
イースターの定番のイベントで、
子供たちは大喜びです。
昔は、ゆで卵でやっていましたが、
今は、チョコレートが多いようです。





さて、このイースターエッグ、
お店で売られているものは、
ほとんどが、チョコレートをきれいにラップしたものです。



choco egg
小さいものから、巨大なものまで、
じつに様々なタイプの商品が、
揃っています。




choco rabit
ウサギのデザイン。
イースターバニーと言います。






バレンタインデーが終わると、
おもむろに、イースター商戦が、始まります。
スーパーの棚に、
イースターエッグや、イースターバニーが、
一斉に並び始めるのは、ちょうどこの頃からです。


ローストラム(仔羊のロースト)


Lams roast
伝統的な、
イースターサンデーのメインコースは、
ローストラムです。
ローストされたラム肉は、
ミントソースと野菜の付け合わせとともに、
いただきます。


でも、なぜラムなのか…





キリストは、「世の罪を取り除く神の小羊」だと、
ヨハネによって紹介されました。
そして、イエスが処刑されたのは、過ぎ越しの準備の日でした。
犠牲の羊は、
イエス・キリストであったとも解釈されています。


ここで、「過ぎ越し」を簡単に説明しますね。


その昔、キリスト教(新約聖書)よりもっと前、
エジプトの奴隷だったユダヤ人が、
モーゼとともに、
エジプトを脱出(出エジプト)しようとしていたころのお話です。

ユダヤ人の神は、彼らを脱出させようとしますが、
エジプトのファラオが、これを妨害します。

そこで神は、エジプトに対して、
「十の災い」をもたらしました。
その十番目の災いは、
エジプトの「あらゆる生物の第一子を殺す」というものでした。

そうしておいて、
神はモーゼに、この難を逃れる秘策を授けます。

「死神は、戸口に印のない家の子供だけを、殺していく。
だから、子羊を犠牲にして、その血を家の戸に塗り、
死神が、過ぎ越していくようにしなさい」

こうして、ユダヤ人だけは、この難を逃れることができた、
と信じられています。
これを機に、ユダヤ教(旧教)では、
過ぎ越しの祭に、ラムを食べる習慣ができました。

また、最後の晩餐の折に、
イエスは使徒たちに、「過ぎ越しの食事」を用意するように言いました。
最後の晩餐は、ラム料理だったのです。


イースターには、ラムのロースト

この料理には、
たくさんの宗教的な意味が、
込められているのです。

Hot Cross Buns ホットクロスバンズ



私の大好きなホットクロスバン。
簡単に言えば、直径 7cm ほどのレーズンパンです。
普通のレーズンパンと違うところは、
トップにクロス(十字)の模様が入っているところ。


このパンは、
グッドフライデー(十字架に掛けられた日)に、
食べるのが伝統です。


でも、クリスマスが終わった途端、
スーパーの棚に並び始めます。


そして、イースターが終わるまでに、
何個食べるやら、見当もつきません。

  • ラグジュアリー(バターたっぷりでフルーツもいっぱい)
  • ホールミール(全粒粉使用)
  • ライト(カロリー抑えめ、味はいまいち)
  • スタンダード(標準的でお値段も標準)


  • と、様々なタイプのホットクロスバンが、
    売り出されます。


    値段は、6個入りで1ポンド(170円)くらいから。
    12個買うとと、1ポンド50ペンス!(220円)


    パンの安い英国です。





    この歌は、ホットクロスバンを歌った童謡です。


    ♬ホットクロスバンは、一個1ペンス(170円=1ポンド=100ペンス)!
    安いよ!娘さんがいないなら、息子さんにどうだい?♪



    って歌っています。
    なんかシュールな歌詞ですね。笑


    今では、ここまで安くないですが、
    それでも安いでしょ。

    Simnel cake シムネルケーキ



    Simnel cake


    シムネルケーキというのは、丸いフルーツケーキです。マジパンを平らに伸ばしたものが、真ん中に挟まり、トップにもかぶせてあります。


    英国では、イースターに食べるケーキですが、もともとはレント(四旬節:40日間の断食期)の、真ん中の日曜に、食べられていました。


    シムネル”simnel”の言葉の語源は、はっきりしていません。
    ラテン語の “simila” – 「細かく挽いた小麦粉」から来た、
    とも言われています。


    ケーキの上には、
    11個、または12個の、
    マジパンのボール
    が、飾られます。


    11個(12使徒のうちのユダ抜き)、
    12個(11使徒とイエスでユダ抜き)、
    を意味するのだそうです。


    キリスト教徒なのに、
    ガチで恨んでいて面白いです !Σ( ̄□ ̄;


    もともとは、
    ケーキをドライフルーツと花で飾っていたのですが、
    ビクトリア朝後期に、
    この習慣が定着したと言われています。

    まとめ



    いかがでしたか?
    イギリスでの、イースターの伝統料理にまつわるおはなしでした。


    国によって、いろいろなお祝いのしかたがあるようです。
    人間っておもしろいですね。





    イギリス関連記事をまとめて読むにはこちらをどうぞ!
    イギリス特集!料理や観光記事のまとめ!



    関連記事

    コメント

    1. この記事へのコメントはありません。

    1. この記事へのトラックバックはありません。

    スポンサードリンク

    カテゴリー

    広告