英語イディオムにはもう翻弄されるしかない…Long Johns って誰だ!出てこい!
翻訳ブログのドメインの更新期限が切れたのを知らずに、
1つサイトがお釈迦になってしまいました。
サイトの別ドメインへのお引越しも考えましたが、
やり方を知らないので、備忘録を兼ねた記事だけこちらにお引越しをしようと思います。
それにしても、イギリスノースの夏はもう終わってしまったといわんばかりに
どんどん暗くなってきているし、絶好調で曇りと雨が続いています。
予断を許さぬ忙しさが続いていますが、ちょっと逃避。
ST(原文)にあまりにイディオムが多く、もうまったくネットに頼りきりなふがいなさです。
Long Johns
あやしい、絶対そのままじゃない!
…って、ロング ジョーンズさんのまんまなら意味通らんし。
いったいどこのどいつだ!と思いネットで検索したらでてきました。
ラクダの(死語?)ももひきやシャツなど、冬用の暖かいアンダーウェアのこと。
ですって。
やーいやーい「ももひき」だってさ。
そういえば、この夏バージョンの「ステテコ」という衣類もありましたね。
2語同じ文字が続くと、なんとなくユーモラスな感じになるもんですかね。
(検証してみました)
おととい x
ままごと x
ババ抜き 〇
ドドンパ 〇(ドラゴンボール的な強い感じもする)
おかか x
樹木希林 〇
ココリコx
笹かまぼこx
獅子奮迅x
あたたたたー〇(ケンシロウ的な強い感じもする)
父帰るx(文学的な感じがする。読んでないけど)
筒井康隆x(面白かった)
トトカルチョx(つかまります)
ななころびやおき〇(ひらがなで書いたら楽しい気がした)
ににんが4x(小学校の頃のトラウマが戻ってきた)
というわけで飽きたのでもうやめます。
検証の結果2語続いても、
それほどでもないことがわかりました。
まあこれはイディオムというより、ニックネームですね。
長靴のことウェリー、
テレビのことテリー、
ポンドのことクィッドなどなど、
ニックネームで呼ぶこと多いですからねー。
コックニーとか掘っていとたくさん出てきそうですね。
Take out of the equation
これは何となく予想が付きますね。
equation って式なんで「式から取る」って言うような意味でしょうね。
調べたら”to remove something from consideration”
みたいな感じの意味で、
~を考慮しないで、~を除外して考える
という意味でした。なんかカッコいい言い方ですね。勉強になりました。
Let it sit / Let that sit for a minute
これはだいぶ苦戦しました。
通常文脈から大体は推測できるのですけどね。
このイディオムの前後の文章は相対するものではなかったので、順接ということですね。
直訳すると「それを座らせとく/それをちょっと座らせておく」ってことですね。
うーんなんかもやもやする!
てことで、しばらく検索したら、
なんとなくしっくりいくようなものがちらほら見つかりました。
結局「異論はひとまず置いておくとして」のように訳したんですが、
このようにした理由は、前の文章が、万人が納得することはまずないだろうな、
というようなかなり大胆な発言となっていたにもかかわらず、
後の文章がそれに反するようなものではなかったからなんですね。
しかし、その言葉だけ眺めていても訳せないものですよね。ぬけぬけスカスカのところを一杯補わないといけない。
余談ですがこのイディオムはかなりのスラングのようです。「使わないほうがいい」と書いてありました。
「しかしそんなスラング、こんなフォーマルなとこで使うなよ」
ですよね。
(飛ぶのが怖い…)
ついでに
ところでこの頃つくづく思うんですが…、
英語はあまりじっくり読んじゃダメだと。
ばばっと目全体を使って読むんです。
ぐぐーっと目を近づけて読み込みすぎると
英語にとっつかまって引きずられて、捨てられておしまいです。
英語と日本語の間には、
男女の関係のように、
絶対に相いれない深くて長い河が流れているんです。┐(´∀`)┌…
(はい、ここで唄が出た人は手を挙げて)
深追いしてはいけません。
ふわっとした意味だけでいいのです。
そして言葉がくれた状況を頭の中にくっきりと描き、
その絵(言葉じゃなく)を見ながら日本語にするんです。
「英語はじっくり読んじゃダメ」でした。
それでは、おあとがよろしいようで。
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