英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

イギリスの国民投票の結果速報!EU離脱?

イギリスの国民投票の結果が、6月24日朝速報されました。


私は居住権だけで、選挙権はありませんので、
見守るだけだったのですが・・・。


2016年6月23日の、EU離脱をめぐる国民投票の結果は、


Brexit
つまり、
UKはEUを離脱することになりました。


UK


開票結果は、
有効投票率は73%
残留派が48%
離脱派が52%という僅差でした。


積極的に離脱したいという人の意見が
現状維持派を破ってしまったようです。


ロンドン、スコットランド、北アイルランドでは
残留派が勝利をおさめましたが、
ロンドン以外のイングランドとウェールズで、
離脱派が勝利しました。


ヨーロピアン・コミッションのヘッド、
Jean-Claude Juncker氏は、
混乱を回避するために、
UKはただちに離脱の手続きに入るように、
と促しています。


UKの抜けた後のEUは27か国となり、
その結束は今まで通りとも。


Capture

出展:PBS.TWIMG.COM


また、上の資料のように、
18歳から50歳の年齢層ではEU残留(Remain)を望み、
50歳以上の高齢者はEU離脱(Leave)を望んだようです。


なんというか、
これから長く生きていく若い人たちの希望に反した選択を、
高齢者が決めた形になっているのが、
皮肉な結果となりました。

キャメロン氏は10月に辞任。


スコットランドは、
UKを抜けるかどうかを問う、
2回目の国民投票を行うようです。


意に添わなかったスコットランドは、
UKを抜けてEUに加盟する可能性も大いにありますね。


ポンドは、10年来の大暴落です。


ジョー・コックス氏が
離脱派に殺害されたニュースが、
まだ記憶に新しいですが、
彼女にも残念な結果に終わりました。


UKはEUを抜け、
仮にスコットランドがUKを抜けてしまうとすると、
いったいUKはどうなってしまうのでしょうか。
この結果は、
先行きを読んでの選択だったのでしょうか。



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