the と a の違い!冠詞を知れば英語がわかる!3つの鉄則!
「英語の the と a って何であるの? 」
そんな風に感じたことはありませんか?
英語を習い始めたころ
私はいつもそう思っていました。
無くても私はちっとも困らない!と。
ところがこの a と the、
違いがはっきりしないうえに
やたらよく出てくるんですよね。
そこで困った私は
a と the を文章の中に
適当な配分で混ぜ込んでいました。(-_-;)
スポンジケーキのお粉を
よく泡立てた玉子の白身にさっくりと混ぜ込むかのように…
しかし、しかしです。
後あとわかったことなのですが、
このちっぽけな単語には
実は重要な意味があったのです。
今回は、
私たち日本人にとって一見限りなくどうでもよく見える
英語の冠詞 a と the の役割
をわかりやすく説明していきたいと思います。
それでは一緒にみていきましょう!
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鉄則1 とりあえず a を使う!
まず最初に、
The を使うのは特別な場合だと考えましょう。
普通は a を使ってください。
a は、「ある1つの = one」という意味なので
たくさんあるもののうちの1つを表します。
The は、「その = That」という意味なので
それが何を指しているかわかっているときだけ使います。
【例】
モデルさんがショーのために歩く練習をしているとします。
モデル: 「ねえ、何か頭にのせるものないかな?」
あなた: 「I have a book! ここに本があるよ。」
つまり、 a book の場合、本であればどの本でもいいのです。
友達: 「ワンピースの新しいコミックスが出たんだけどもってる?」
あなた:「Yes, I have the book! (うん、それ持ってるよ!)」
この場合、The bookは、「ワンピースの新しいコミックス」を指します。
大ざっぱにいうと、「その」と言える場合だけ the を付け
あとは全部 a を使えばいいということなのです。
鉄則2 最初は a、 次から the
「この町にはレストランがありますよ」と言いたくて、
“There is the restaurant in this town.”
と言ったとしましょう。
すると、それを聞いた相手は、
「は?どのレストラン?」となってしまいます。
The をつけると、
相手はこの町にたくさんあるレストランのうちの
どれか一つ、特別なレストランを指していると思うからです。
なのでこの場合には
There is a restaurant in this town.
です。
ではどんな時にThe を使うのかというと…。
例えば、
みんなである1軒のレストラン(a restaurant)に行き、
美味しい料理を食べて楽しく過ごしたとしますね。
翌朝、昨日一緒にいた相手に
“The restaurant was really nice.「あのレストランすごくよかったね」”
と言った場合、
相手は昨日のレストランをほぼ100%思い描けるので、
どのレストランを指しているのか
理解してもらうことができます。
この場合は the restaurant でOKです。
会話だけじゃなく文章の中でも、
初めてでてくるものの名前には a,
次にその a を付けたものがもう一回出てきたら
次からは the が付くようになります。
実はものすごくシンプルで便利なシステムだったのですね。
鉄則3 唯一の存在 The
a はいろいろあるうちの1つ、
the は、「その~」と1つに特定できるもの、
ということをお話してきました。
この延長線上で
この世で一つしかないモノには、
いつでも例外なく the が付きます。
たとえどのようなシチュエーションでも、
前もって話を合わせておかなくても、
この世に一個しかないものはありますよね。
などなど。
こういうものの名前の前には常にthe が付きます。
覚えておきましょう!
もし ”I saw a moon last night.(昨夜月を見たよ)” なんて言ってしまうと、
「えッ、どの月?」
地球の衛星は一個なんだから、
どこか木星とかの月のことをいっているのか!
なんて、
いたずらに相手の空想をたくましくさせるだけなので
気を付けましょう。
まとめ
a と the の使い方、実はとてもシンプルだと思いませんか?
それではまとめてみましょう!
いかがでしたか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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