英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

the と a の違い!冠詞を知れば英語がわかる!3つの鉄則!

「英語の the と a って何であるの? 」

そんな風に感じたことはありませんか?

英語を習い始めたころ
私はいつもそう思っていました。

無くても私はちっとも困らない!と。

ところがこの a と the、
違いがはっきりしないうえに
やたらよく出てくるんですよね。

そこで困った私は
a と the を文章の中に
適当な配分で混ぜ込んでいました。(-_-;)

スポンジケーキのお粉を
よく泡立てた玉子の白身にさっくりと混ぜ込むかのように…

しかし、しかしです。
後あとわかったことなのですが、
このちっぽけな単語には
実は重要な意味があったのです。

今回は、
私たち日本人にとって一見限りなくどうでもよく見える
英語の冠詞 a と the の役割
をわかりやすく説明していきたいと思います。

それでは一緒にみていきましょう!

スポンサードリンク
[ad#recl]

鉄則1 とりあえず a を使う!

まず最初に、

The を使うのは特別な場合だと考えましょう。
普通は a を使ってください。

a は、「ある1つの = one」という意味なので
たくさんあるもののうちの1つを表します。

The は、「その = That」という意味なので
それが何を指しているかわかっているときだけ使います。

【例】

  • I have a book.(本を1冊持っている)
  • モデルさんがショーのために歩く練習をしているとします。

    モデル: 「ねえ、何か頭にのせるものないかな?」
    あなた: 「I have a book! ここに本があるよ。」

    つまり、 a book の場合、本であればどの本でもいいのです。

  • I have the book.(「その本」を持っている。)
  • 友達: 「ワンピースの新しいコミックスが出たんだけどもってる?」
    あなた:「Yes, I have the book! (うん、それ持ってるよ!)」

    この場合、The bookは、「ワンピースの新しいコミックス」を指します。

    大ざっぱにいうと、「その」と言える場合だけ the を付け
    あとは全部 a を使えばいいということなのです。

    鉄則2 最初は a、 次から the

  • a を使う例
  • 「この町にはレストランがありますよ」と言いたくて、

    “There is the restaurant in this town.”
    と言ったとしましょう。

    すると、それを聞いた相手は、

    「は?どのレストラン?」となってしまいます。

    The をつけると、
    相手はこの町にたくさんあるレストランのうちの
    どれか一つ、特別なレストランを指していると思うからです。

    なのでこの場合には
    There is a restaurant in this town.
    です。

  • the を使う例
  • ではどんな時にThe を使うのかというと…。

    例えば、
    みんなである1軒のレストラン(a restaurant)に行き、
    美味しい料理を食べて楽しく過ごしたとしますね。

    翌朝、昨日一緒にいた相手に

    “The restaurant was really nice.「あのレストランすごくよかったね」”

    と言った場合、
    相手は昨日のレストランをほぼ100%思い描けるので、
    どのレストランを指しているのか
    理解してもらうことができます。

    この場合は the restaurant でOKです。

    会話だけじゃなく文章の中でも、
    初めてでてくるものの名前には a,
    次にその a を付けたものがもう一回出てきたら
    次からは the が付くようになります。

    実はものすごくシンプルで便利なシステムだったのですね。

    鉄則3 唯一の存在 The

    a はいろいろあるうちの1つ、
    the は、「その~」と1つに特定できるもの、

    ということをお話してきました。

    この延長線上で
    この世で一つしかないモノには、
    いつでも例外なく the が付きます。

    たとえどのようなシチュエーションでも、
    前もって話を合わせておかなくても、
    この世に一個しかないものはありますよね。

    例えば、

    natu_0431

  • 太陽 the Sun
  • 地球 the Earth
  • 富士山 the Mt. Fuji
  • 月  the Moon
  • などなど。
    こういうものの名前の前には常にthe が付きます。

    覚えておきましょう!

    もし ”I saw a moon last night.(昨夜月を見たよ)” なんて言ってしまうと、

    「えッ、どの月?」

    地球の衛星は一個なんだから、
    どこか木星とかの月のことをいっているのか!

    なんて、
    いたずらに相手の空想をたくましくさせるだけなので
    気を付けましょう。

    まとめ

    a と the の使い方、実はとてもシンプルだと思いませんか?
    それではまとめてみましょう!

    120まとめ

    鉄則1 
    The は特別な場合、それ以外は a をとりあえず使う

    鉄則2
    最初は a 、次に同じものが出てきたら the をつける

    鉄則3
    この世に一つしかないものにはいつも the を使う

    いかがでしたか?
    最後までお付き合いいただきありがとうございました。

    関連記事

    コメント

    1. この記事へのコメントはありません。

    1. この記事へのトラックバックはありません。

    スポンサードリンク

    カテゴリー

    アーカイブ

    広告