英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

納豆を海外で好きなだけ食べる!簡単な作り方は?

納豆が大好きです!もう、どんぶり一杯でも食べたいくらい。


しかーし。
日本以外に住んでいる者に共通した納豆に関する悩みというのがあるんですね…


1.まず「売ってるはずない」と思い探さない(これで私は15年近く納豆なしの生活を送りました)
2.売ってると気づいてもなかなか買いに行けない(普通のスーパーには売ってない)
3.買いに行けても値段が高い
4.しかも100%冷凍



さてこのような納豆ライフを送る私に、ある日、日本のテレビ番組(YouTubeで見られます)が衝撃的な事実を告げました!

納豆はすごい!納豆なんで「マメ」知識



1. 納豆に含まれるナットウキナーゼは脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる血栓を溶かす作用がある


2. 納豆には活性酸素の抑制効果がある- 活性酸素は、老化を早め、ガンや糖尿病など多くの疾病を誘発します


3. 納豆に含まれる『レシチン』という物質が、血液をドロドロにして動脈硬化を引き起こすLDLコレステロールや中性脂肪を除去する


4. 納豆には、動脈硬化の主要な原因となる肥満」を改善する効果がある


5. 納豆に多量に含まれる食物繊維やビタミンB2は、糖質と一緒に摂取すると血糖値の上昇を抑える効果がある


6. 納豆は血糖値の上昇を抑えるので、それが起因となる認知症を予防し、記憶力を向上させる

納豆は海外に住んでたら手作りしかない!



というわけで、私は次のような結論に達したわけです。


納豆を作ろう!!


私は純粋に納豆の味が好きだったのですが、
ここへきてこんなにもたくさんの効能を並べられては、もう黙っちゃいられません。


ないものは作ってがんがん食べよう!ということです。

納豆づくりに必要なもの

いろいろ検索すると、以下のようなものが必要だとわかりました。

  • 乾燥大豆
  •     

  • 納豆パックか納豆の種菌

  •     

  • 圧力なべ
  • お手持ちの圧力なべで、または時間と手間を気にしないなら普通に蒸しても構いません。
        

  • 発酵装置
  • 発酵装置は、ヨーグルトメーカー、発泡スチロールの箱+ハンドウォーマーなど、
    温度を24時間程度40度に保てて、雑菌が入らないものならなんでもOKです。


    私は、仕込んだらあとはほったらかしで100%成功することを優先したので、
    以下の発酵器に似たものを購入しました。
    円に換算すると4000円弱くらいのもので高価なものではありません。

    作り方

    1.大豆を250g測って、水でよく洗い一晩漬けておく。


    大豆には雑菌がいろいろついているので、
    表面を傷つけない程度に水でよく洗います。


    豆の分量が水を吸って倍ぐらいになるので、大きめのボウルを使います。

    2.納豆を圧力なべで蒸す

    金属製のすのこを使って、圧力なべで納豆を蒸します。
    すのこの底ぎりぎりまで水を入れて、圧力なべがシューシューいうまで強火、
    そのあと弱火にして30分くらい蒸します。


    乾燥大豆250gだと、私の圧力なべではシューシュー言い出してから30分で蒸しあがります。
    1,2回テストしてみて、ちょうどいい時間を見つけてください。
    大豆を親指と人差し指でつまんで、ふにゃっと潰れたらOKです。


    3.重要!蒸しあがる間に、調理器具を滅菌

    大豆を蒸している間に、発酵させる時使う容器、箸、
    納豆菌を入れるお皿などをすべて煮沸滅菌します。


    大きい鍋に水を入れて沸騰させ、
    すべてその中に入れて沸騰させるだけです。


    私は、蒸しあがる直前まで、
    器具をぐらぐら水で煮沸し続けて、
    そのあとキッチンペーパーの上に並べておきます。


    消毒したあつあつの小皿に納豆菌(スプーンに半分くらい)を入れ、
    熱湯をすこし入れます

    納豆は熱湯で活性化されるのだそうです。
    菌は死なないから大丈夫!

    4.納豆菌を投入

    次に蒸しあがった大豆を発酵するための容器に移し、
    熱湯をかけた納豆菌を全体にかけて混ぜます。



    蒸しあがって納豆菌を入れて混ぜるまで、
    一気に行います。
    早ければ早いほどいいです。
    すごく熱いので気を付けてください。

    5.発酵装置に入れる

    納豆菌は好気性なので、密閉してはいけません。
    容器をラップで覆ったら、
    楊枝などで突いて呼吸の穴をたくさんあけます。


    後は40度に温度を設定して、20時間から24時間待つだけです。
    蓋はきっちり閉めないで、キッチンペーパーなどを挟んで
    空気が入るようにします。

    6.出来上がり

    納豆ができあがりました!
    強く糸を引くおいしい納豆です。


    熱が取れたら冷蔵庫に入れると、発酵が止まり熟成されます。
    冷蔵庫で1週間くらい食べられますが、
    それ以上たつとアンモニア臭がでるので、
    食べきれない分は冷凍保存します。

    まとめ

    海外で納豆を食べたい場合は、選択の余地がないのですが、
    日本に住んでいる方が納豆を手作りする利点というのを考えてみました。


    1.いつでもたくさん食べることができる。
    2.オーガニックの大豆を使うなど、自分の好みの納豆にアップグレードできる。
    3.発酵の過程がたまらんほど面白く、達成感がある。
    4.自分で納豆をつくってるんだと友達や知り合いにうんちくを語れる。


    こんなかんじでしょうか。


    納豆の手作り、ぜひ一度お試しくださいね!☆彡

    関連記事

    コメント

    1. この記事へのコメントはありません。

    1. この記事へのトラックバックはありません。

    スポンサードリンク

    カテゴリー

    アーカイブ

    広告