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ナイフとフォークのマナー!ライスの正しい食べ方は?

ナイフとフォークライスを食べる正式なマナーなんてない!

ってご存知でしたか?

日本人として、
ご飯をお箸でいただく正式なマナーを知っているのは自然なことですね。

それは米飯が主食として日本の食文化の中に定着し、
そこからマナーが発達したからです。

でも、例えばイギリスでのライスについて考えてみると、
一年中気温の低いイギリスでは、
もともとコメは育ちません

パリのあるフランス北部もイギリスとさほど気候に差はありません。

明治初期に日本と最もお付き合いが多かった、
英国(米国)とフランスからナイフとフォークのマナーは伝わりました。

でも、当時米食の習慣のなかったイギリスやフランスには、
ライスを食べる正式なマナーもなかったと考えるのが自然です。

なので日本人は、
イギリス人やフランス人がお肉やジャガイモを食べる様子を見ながら
お米をそれに置き換えてみたわけです。

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お米はフォークに刺さらない

通常お肉などの場合は
右手にナイフ、
左手にフォークを持ち

左手のフォークでお肉などの左はしを抑え、
右手のナイフでその横を切ると、
小さいピースがそのままフォークに刺さっているはずですから、
それを食べていけばいいわけです。

それでは、お皿に薄く盛られたご飯はどうしたらいいのでしょうか。

小さなピースで構成されているライスは、
お肉やポテトフライのように、
フォークにささりません。
刺さらないものを刺さるものと同じように考えるので、
コトは難しくなっているわけです。

よく見かけるのは、
フォークの背にナイフでご飯を少量乗せて
アクロバットのようにシュッと口に運ぶ場面ですね。
これは日本では通常英国式マナーと呼ばれています。

この食べ方は、とても難しいですね。
ご飯をフォークから落としてしまいがちです。
これではせっかくの美味しい食事も楽しめません。

ナイフとフォークを使ったライスの食べ方のマナーを紹介した動画を探してみました。
ですが、予想通りほとんど見つけることができませんでした。

やっと見つけたのが以下の動画です。
これは、フィリピン人がフォークとスプーンを使ってどのようにライスを食べるか、
を紹介したものです。


もともと欧米人にとっては外来の食べ物であるライスを、
フィリピン人がスプーンとフォークを上手に使って食べているのを見て感心し、
そのマナーを解説したものです。

究極はコレ。



シンガポールのリトルインディアに旅行中の英国人が、
ライスの食べ方を紹介しています。

つまり、極言すれば、
郷に入れば郷に従えということわざ通り、
彼らにとってライスは外来の食べ物、
「その土地のマナーで食べることが正しい」という認識ができているということです。

逆に言えば、フランスで郷土料理のレストランに入れば、
白飯(ボイルドライス)はおそらくメニューにはないでしょう。
私は見たことがありません。

なので「白飯をどのようにナイフとフォークで食べるか」という疑問は、
最初からわかないものなのです。

コメの料理であるリゾット系のものなら、
必ずスプーンも一緒にでてきます。

今でもイギリス人はご飯をフォークの背に乗せて食べているのか?

その答えはNOです。

イギリス人は、自分の食べやすいようにライスを食べています。

右手にフォークを持ち替えたり、
フォークのくぼんだほうにいれたりして食べています。
(ちなみに、この方法は日本ではフランス式のマナーと呼ばれています)

フォークの背にあえて細かいものを乗せて
食べようとしている人はほとんど見かけません。

もともとライスは欧米人にとって外来のものだったので、
正式なマナーが実際は存在しないといってもいいのかもしれません。

次の動画では困難な食べ物を
スマートに食べる方法を紹介しています。

パスタ:スプーンを使ってもいい
とうもろこし:手でたべればいい
シーフード:手でたべればいい、大きいのはフォークで刺して二つに切って
生牡蠣:シェフが切り離してくれていない時は、フォークで刺してくるくるっと回して殻から切り離す。
レモンのかけ方:フォークをレモンに指してから他方の手で絞る
魚料理:フィッシュナイフは持ち方が違い、鉛筆を持つようにする

など食べにくそうなものに挑んでいます。
やはりご飯の紹介はありませんでしたが、
イレギュラーなものは、
それなりに対処していいということが学べると思います。

まとめ

それではまとめてみましょう!

120まとめ

    

  • その料理は本当に白飯と一緒に食べるべきものなのかをまず考えましょう。
  • ご飯が食べにくいと思ったら、フォークを右手に持ち替えて食べましょう。
  • 日本のホテルやレストランで、それが許される雰囲気ならば、お箸を頼んでもいいかもしれません。
  • 無理をせず楽しくスマートに食事を楽しみましょう。
  • いかがでしたか?
    最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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