気になるニュースを英国からお届けします

蛍の光の歌詞!原曲はスコットランド民謡だった!【英語歌詞&対訳付】

卒業式の定番曲といえば蛍の光ですね!

蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。

電気がなかった、または貴重で使えなかった昔、
蛍の光や雪あかりで勉強したなあ、
という蛍雪の功を謳った曲ですね。

そしてこの曲とともに
私の頭にふっと浮かんでくるのは
音楽の教科書の「蛍の光」の文字の隣に書いてあった
スコットランド民謡)という文字なんです。

そうなんです。忘れていましたが、
この曲の原曲はスコットランド民謡だったのです!

ではこの「蛍の光」Auld Lang Syne(オールド・ラング・ザイン)
いったいどんなことを謳っているのでしょうか!?

今回は蛍の光の歌詞の謎に迫ります!

スポンサードリンク

蛍の光 Auld Lang Syne (スコットランド原曲歌詞と日本語訳)

《蛍の光 Auld Lang Syne:発音:オールド・ラング・ザイン》は、
スコットランドの古い民謡に、
ロバート・バーンズ(1759-1796)というスコットランドの詩人が詩をつけたものです。

遠くに行ってしまって長く会わなかった幼馴染との旧交を温める
というような内容の歌詞で、
英国では大晦日のカウントダウンの時の定番曲となっています。

歌詞は英語が大半なのですが、
ところどころスコットランドの言葉(太字部分)が混じっています。


Auld Lang Syne(Old long since)

Should auld (old)acquaintance be forgot,
And never brought to min’(mind)?
Should auld acquaintance be forgot
And days of auld lang syne(old long since/ old times/ long long ago)?

 For auld lang syne, my dear,
 For auld lang syne,
 We’ll tak(take) a cup o’(a cup of) kindness yet,
 For days of auld lang syne.

We twa(two) hae(have) run aboot (about)the braes(slopes)
And pu’d (picked)the gowans(daisies) fine.
We’ve wandered mony(many) a weary fit(foot),
Sin’(since) auld lang syne.

 For auld lang syne, my dear,
 For auld lang syne,
 We’ll tak a cup o’ kindness yet,
 For auld lang syne.

We twa hae paidl’d i’(paddled in) the burn(the stream)
Frae(from) morning sun till dine(until dinner time),
But seas between us braid (broad)hae(have) roared
Sin’ auld lang syne.

 For auld lang syne, my dear,
 For auld lang syne,
 We’ll tak a cup o’ kindness yet,
 For auld lang syne.

And surely ye’ll(you’ll) be(buy) your pint-stowp(cup)!
and surely I’l be(buy) mine!
We’ll tak a cup o’ kindness yet,
 For auld lang syne.

And there’s a hand, my trusty fiere(friend),
And gie’s(give me) a hand o’ thine(of you);
We’ll tak’(take) a right gude-willy waught(good-will draught),
For auld lang syne.

 For auld lang syne, my dear,
 For auld lang syne,
 We’ll tak a cup o’ kindness yet,
 For auld lang syne.

私の住んでいるところは、英国でもかなり北にあるので
発音の雰囲気がとても似ています。
古い言葉ということもありますが、かーなーりーなまってます。^^
素朴な味わいがあります。

これを日本語に訳してみましたが、うまくいったでしょうか。
大意ということで細かいところは大目に見てくださいね。


懐かしい日々(管理人訳)

古い友達は忘れ去られ
もう思い出さないものなのか?
古い友達は記憶の果てに
消え去ってしまったのか?
あの遠い日々のように

あの懐かしい日々!
君は覚えているだろうか
あの懐かしい日々のために
友情の盃をくみ交わそう

二人で丘を駆けまわり
デイジーを摘んだよね
あれから俺たちはさまよい続け
歩きくたびれたこの足は棒のようだよ

あの懐かしい日々!
君は覚えているだろうか
あの懐かしい日々のために
友情の盃をくみ交わそう

夜明けから夕食時まで
小川でボート遊びをしたっけ
だけどあれ以来
俺たちを隔てるこの海は荒々しく猛っている

あの懐かしい日々!
君は覚えているだろうか
あの懐かしい日々のために
友情の盃をくみ交わそう

君は俺にパイントをおごってくれるよな!
そして次は俺の番だ!
あの懐かしい日々のために
友情のグラスをくみ交わそう

ここに俺の信じる友の手がある
さあ握手だ!
ともに喜びの盃を飲み干そう!
あの懐かしい日々のために

あの懐かしい日々!
君は覚えているだろうか
あの懐かしい日々のために
友情の盃をくみ交わそう
あの懐かしい日々のために

訳してみて思ったこと

この歌詞の中で、
私が一番、「いいな、スコットランドだな
と思ったのが、


“surely ye’ll (you’ll) be (buy) your pint-stowp(cup)!
and surely I’l be (buy) mine!”

君は俺にパイントをおごってくれるよな!そして次は俺の番だ!

この箇所なんですよ。

いやいやいや。。。
私がのん兵衛だから、というわけじゃありませんからね。(-_-;)(;-_-)
念のため。

英国や特にアイルランド・スコットランド(ケルト系の国)では
パブに行くとおごりあうんですね。

5人で行ったら、1人が全員分をまず注文するんです。
で、1人ずつ順番におごっていくんです。

5人で行ったら5パイント(約2.5リットル)は飲める!
よし飲むぞ!

っていう勢いでみんな行くわけですよ。

のん兵衛ものん兵衛ですが、
友情の交歓といった意味合いもたっぷりあって、
親密な仲間同士《メイト》な雰囲気が濃厚に漂っています。

いいじゃないですか。
自分の飲み物は自分で買わないんです!
そんな野暮なことはしないんです!

昔の日本の風習にも、
自分の徳利は人についであげるためにある、
みたいなところがありましたよね。

“And there’s a hand, my trusty fiere(friend)”

「ここに手がある、俺の信じた友の手だ!」

この箇所も泣かせます。

「握手しよう」くらいの感情なら
Let’s shake hands..
で十分なのに、

「ここに友の手がある」って言ってるんですよ。
見てるんです。しみじみと。
歳を重ねた友の手です。

もうね。
泣けてきます。

卒業式に歌った蛍の光。
あのころから本当に長い年月が過ぎていきました。
歳バレ…

使う言葉は全く違っていても、
パッと見違う内容だと思っても、
実は同じ心を歌っているんじゃないかと
訳していてしみじみ感じました。

当時の友達の顔を一人ずつ思い浮かべながら
この曲を改めて味わいたいなあと思いました。

ありがとうございました。

イギリス関連記事をまとめて読むにはこちらをどうぞ!
イギリス特集!料理や観光記事のまとめ!


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

カテゴリー

広告

Get Adobe Flash player