英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

アサインとは?その意味とビジネスシーンでの使われ方は?!

昨今「アサイン」という言葉に
ビジネスシーンで、頻繁に遭遇するようになってきました。


英語のAssignを、
カタカナ読みしたものが「アサイン」。


でも、意味がわかりづらく、
いきなりこの言葉を会話に入れられたら
混乱をきたすことは必定。

今回は、英語の本来の意味を把握しながら、
日本語の日常会話の中での用法
例文を使ってご紹介したいと思います。

それでは行ってみましょう!

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アサイン(Assign)とは?英語での本来の意味は?



アサイン(assign)は、
割り当てる任命する
などを意味する英語です。

動作を表す動詞として使われることが多く、
家庭内での会話というよりは
ビジネスの場、公の場での会話で
よく使用されます。

ここでは Assign の用法をもう少し詳しく見ていきましょうね。

1.(仕事、ものを) 割り当てる。与える。



051679


Mr Yamada assigned homework yesterday.
(山田先生は昨日宿題を出した)


宿題を出す時の決まり文句です。
で、宿題自体はアサインメント(assignment)です。
また仕事、課題、任務などもアサインメントと言います。

2.(誰かに)(仕事・部屋などを)割り当てる、当てる。



P

He assigned me a terrible hotel room.

(彼は私にひどい客室を当てがった


ホテルの部屋や飛行機の座席などを割り振るときに使います。

3.(誰かを)(任務・職場などに)選任する、配属する。



037_300dpi_4368x2912_all-free-download.com   


I was assigned to the big project. 
(私は大きいプロジェクトに配属された


仕事、プロジェクト、チームに配属されたり、選抜されたりするときに使用します。

4.(誰かを)(~に)任命する、命じる。



police_policemen_investigation


The chief inspector assigned two detectives to investigate the area.
(刑事部長は2人の刑事にこの地域の調査を命じた


上からの命令っぽい状況で使用します。

5.(~の)(日時を)指定する。



062730

My client has assigned the due date for the delivery of the task.
(クライアントはその仕事の締め切りを指定した


日時や締め切りを指定するのに使われます。

6.(~に)(値を)入れる・割り当てる-コンピュータ



baby_working_on_a_laptop_204936


assign a value to a variable
( 値を変数に入れる)

IT用語で、変数に値を割り当てたり、定義したりするときに使います。

7.(誰かに)(~を譲渡する)-法律



hand_key_house_keys


I shall assign my house to you.(私の家をあなたに譲渡します


法律文書、保険関係の契約書などによく見られる使用法です。


日本語での実際の法律・契約書、
また会話の中で、
アサインが「譲渡」の意味で使用されることは稀です。

以上がおおまかな英語の意味です。


ではこのAssign(アサイン)が
日本語の日常会話で、
どのように使用されているのか、
例文を使って見ていきましょう。

アサインの使用例


  • 配属の例

    「社内の雑用の仕事さえも満足に覚える間もなく、早々に、
    パッケージ導入の炎上プロジェクトにアサインされた。」
    (転職を希望する会社員)


  • 与えられたの例

    「ただ上にアサインされた職務を全うしていてはダメなんだろうと考えています。」
    (会社員)


  • 割り振られる・与えられるの例


    「仕事をふられません。 ずっと自習してます。
    アサインされる(らしい)プロジェクトの
    ドキュメント読んだりしましたが
    ちょこっとしかないのでもう読んじゃいました。」
    (新入社員)


  • 割り当てられるの例


    「とりあえず仕事のアサインを決める上司に相談しましょう。
    何の長期的ビジョンもなく現状のアサインになっているようであれば、
    転職も視野に入れるべきですね。」(転職相談の回答)

  • 任命の例


    「大規模(重点)プロジェクトではメンバーでのアサイン
    あまり重要でない中小規模でのプロジェクトではリーダでアサインされることが多いです。
    (SE)

  • 指定するの例

    「お子様とお母様のほかにお連れの方がいらっしゃってトータル4名、
    というような場合は、中央部分4列座席をアサインしようとするでしょうし…」
    (アメリカから日本へ乳児とともに帰国する方の疑問への回答)


  • メンバー選定の例

    「6戦あるGPシリーズのうち、どの選手がどこの試合に
    アサインされたのか、
    まもなくISU(国際スケート連盟)から発表があります。」
    (フィギュアスケートファン)


アサインの使用法まとめ



上記の使用例のように、


「アサイン」は

割り当てる、任命する、選抜する、指定する

などの意味で使用されています。

れっきとした素晴らしい日本語があるのですから
なんでわざわざ、アサインを使うんだろう??
とも思えます。



でも備えあれば憂いなし。


万が一この言葉が会話に出てきても
頭の中で「割り当て」、「任命」、などに即座に置き換えて
意味不明なカタカナワードに
敢然と立ち向かってください!



Good Luck!



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