シクラメンの意外な花言葉!英語で言うと何?
ブタの饅頭って、
そんな身もふたもない名前をこんな可憐な花につけたのは誰!?
クリスマスが近づくにつれ
花屋さんやスーパーの店頭で
見事に咲き乱れるシクラメンですが、
ブタの饅頭ですって。
ぶふふう (≧∇≦)
ってブタになっちゃうじゃないですか!
私はそんな豚のなにがしの花言葉なんて
これまで全く知りませんでした。
そこで今回は、
このシクラメンの花言葉を
英語と日本語で調べてみました。
《やっぱりあった》シクラメンにまつわる怪奇一口情報、
変わった迷信や小話も集めてみましたので
どうぞごゆっくりお楽しみくださいね!
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1. シクラメン全般の花言葉
2.花の色別の花言葉
3.英国19世紀のビクトリア朝花言葉 ”Victorian Language of Flowers”
4. フランスの愛の花言葉
早速行ってみましょう!
シクラメン全般の花言葉
- 遠慮がち(Timid)
- 嫉妬 (Jealousy)
- 恥ずかしがり (Shyness)
- 内気 (Introvert)
茎の部分のカーブが
恥ずかしがってうつむく女の子のようだからでしょうか。
内気とか、恥ずかしがりとか
嫉妬など内向的な花言葉となっていますね。
花の色別花言葉
では、花の色によってどんな花言葉があるのでしょうか…?
赤いシクラメン:嫉妬(jealousy)
美しい花弁ですが、
「火」や「炎」を表すため新築祝いのギフトには不可です。
白いシクラメン:清純(Purity)
本当に清純で無垢なイメージですね。
ピンクのシクラメン:はにかみ(Shyness)憧れ(Admiration)
これも可愛らしい花の姿にぴったりの花言葉です。
シクラメン ビクトリア朝花言葉(Victorian Language of Flowers)
辞任と別離( resignation & goodbye )
現在の花言葉の原型となる
英国19世紀(ビクトリア女王の時代)に流行った花言葉をご紹介します。
シクラメンは辞任と別離( resignation & goodbye )のシンボルです。
シクラメンをプレゼントするのに最も適しているのは
誰かが退職する時や、転居の時です。
様々なことが終焉を迎える(come to the end)、
別れる(Leave)などの意味もあります。
また、毒性を持つので「死(Death)」の意味もあり、
お葬式にも使用されます。
クリスマスのにぎやかでおめでたい季節に飾られるにしては
なんだかネガティブな花言葉です(・:゚д゚:・)
シクラメン、
何も知らずに誰かにプレゼントしていた気がします…。
あまりのネガティブさにガッカリしていたのですが、
こんなのを見つけることができました。
気を取り直していってみましょう!
フランスの愛の花言葉から
シクラメンを贈ることは誠実な心(sincere feelings)を表します。
不変の心( lasting feelings)と誠実な愛情 (sincere affection)
を表す植物です。
また厳しい環境に耐える強い塊茎部分から、
シクラメンは深い愛情(deep love)を表します。
茎から花へと流れる優雅なカーブから、
古代、シクラメンは母性愛(maternal love)のシンボルとされていました。
後に、「誠実と変わらぬ心」の象徴とされ、
「あなたの美しさは私の心をかき乱し、そして私は絶望する…。」
“Your beauty makes me perplexed and I despair”
「希少で手に入れがたいものを私は愛する。」
“I love what is rare and difficult to obtain”
などと謳われました。
偉いぞフランス!
さすが愛の国
なんかちょっとうれしくなってきました。
調子に乗って、
以下ではシクラメンにまつわる
西欧での迷信についてご紹介します。
シクラメンにまつわる迷信
おそらくシクラメンに毒性があることから、
この花はとてもパワフルな力を持つと信じられています。
≪迷信1≫
妊娠した女性はこの花に近づいてはならない。
妊婦がシクラメンの花を踏むと赤ちゃんは未熟児で生まれる。
一方、妊婦の首にシクラメンの花輪をかけて出産に臨むと、お産が早くすむ。
≪迷信2≫
球根を好きな相手に食べさせると、瞬時に恋に落ちる。
(警告:毒があるので本当にやってはダメです。犯罪です!)
この迷信から欧米ではバレンタインの時期にシクラメンの花が並びます。
シクラメンと有名人
シクラメンは、16世紀の偉大なイタリアの画家、
レオナルド・ダ・ヴィンチに愛されました。
彼の原稿の余白はこのシクラメンのイラストで飾られていたそうです。
フランスの太陽王ルイ14世も
シクラメンをブーケにして
ベルサイユ宮殿に飾らせたそうです。
ジャン・ジャック・ルソーは、
アルプスで見つけた野生のシクラメンを
その自宅の舗道で栽培していたそうです。
エミール・ガレとナンシー派の芸術家たちは
その絵画や版画のモチーフにシクラメンを多用しました。
いかがでしたか?最後までお読みいただきありがとうございます!
シクラメンは私にとって微妙な植物でしたが
その傾向がますます強まったような気がします。
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