海外でのチップの払い方!レストランやホテルでは?
大型休暇を利用して、海外旅行を計画されている方も少なくないと思いますが、
海外に出ると避けては通れないのがチップの習慣ですね。
日本では、ホテルやレストランの請求額に、
サービス料がすでに含まれています。
また昨今では、ヨーロッパやアメリカでも、
サービス料をあらかじめ含めて請求、
というケースも目にするようになりました。
それでも、
欧米ではチップの習慣が根強く存在しています。
ホテルのベルボーイや、
レストランのウェイター/ウェイトレスのサラリーは、
チップを受け取ることを前提に、
低く抑えられているのが現状です。
このため、チップを受け取れるかどうかは、
彼らにとって死活問題なのです。
むかし「プリティ・ウーマン」という映画の中で、
ジュリア・ロバーツ演じるコールガールが、
次第にハイソな環境に慣れ、
高級ホテルでチップをスマートに渡せるようになっていくのが
とても印象的でした。
あれにはとても及ばないものの、
できるだけスムーズに、
良いサービスには感謝の気持ちで、
チップをスマートに渡したいものですよね。
あまり得意でない「チップ」…
どれくらいの頻度で、どのくらいの額を、どのように渡したらいいのでしょうか。
そこで今回は、私の体験も交えて
海外(ヨーロッパとアメリカ)のチップの習慣とその相場、
スマートな渡し方を簡単にまとめてみました。
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ホテルのレセプション周辺
ケース1
【どんな時?】
チェックイン後、荷物を部屋まで運んでもらった場合
【渡すタイミング】
運びおわり荷物を部屋に全て置き終わったら渡します。
“Thank you” の言葉と笑顔とともに
【相場】(2ポンド/2ユーロ/3ドルから5ドル)
ケース2
【どんな時?】
タクシーまで荷物を運んでもらった時
【渡すタイミング】
荷物をタクシーに積み込み終わったら渡します。
【相場】(2ポンド/2ユーロ/3ドルから5ドル)
基本的には、荷物を運んでもらったときだけでいいような気がします。
レセプションやコンシェルジュのスタッフは、
よほど何か特別なことを頼む以外は、
それ自体が仕事なので、チップを渡す必要はないでしょう。
客室周辺
ケース1
【どんな時?】
ルームサービスで食事を運んできてもらったとき
【渡すタイミング】
すべて運び終わったとき。
Thank you の言葉とともに。
【相場】(1ポンド/1ユーロ/2ドル)
ケース2
【どんな時?】
連泊などで、ルームメーキングをしているスタッフと
客室で偶然顔を合わせたような場合。
ヨーロッパの場合、通常はルームメーキング自体にチップを渡すことはありません。
もし小銭や少額のお札が室内に置かれていても、
盗難と間違われるの嫌い手を付けないでしょう。
【渡すタイミング】
部屋での用事が終わり、ホテルスタッフを残し部屋を出る時
【相場】(1ポンド/1ユーロ/2ドル)
タクシー
私だけが感じることかもしれませんが、
英国のタクシーの運転手は、
チップを最初からそれほど期待していない感じがします。
それでもチップを渡すと喜びますので、
お釣りが来たらすこし渡すとお互いに気持ちがいいような気がします。
重い荷物を運んでもらったり、何か特別にお願いをしたときなどにも
チップを渡したほうがいいでしょう。
相場は支払額の10%前後。
【おつりをチップとして渡したいときの英語】
18.20ポンド乗ったら、20ポンドのお札を出して、
Thanks, You can take the change.
とか
Please keep the change.
といえば、「おつりはいいです」の意味になります。
英国やヨーロッパの場合、その額は大体でいいと思います。
少ないと文句を言われたことは一度もありません。
(アメリカ除く:アメリカでは15%から20%位を目安に)
【お釣りがチップの額より多すぎる場合】
1.当たり前ですが、お釣りを受け取ってそこから好きな額をわたします。
2.You can take (例:料金16+チップ2=18).
(ユー・キャン・テイク・エイティーン)
と言えば、その額を差し引いたお釣り(この場合2ポンド)をくれます。
【チップを含むタクシー費用全額が記載された領収書が欲しい場合】
13ポンド乗って1ポンドチップを渡し、額面14ポンドの領収書が欲しい場合
Could you give me the receipt of 14 pounds, please?
こういえば、運転手は料金が13ポンドと
1ポンド分のチップを合計した額面14ポンドの領収書を書いてくれます。
レストラン Bill please!
通常レストランでは(サービス料が含まれている場合を除く)
10から15%ほどのチップを渡します。
サービスに問題がある場合、料理の品質に問題がある場合などは
チップを渡す必要はありません。
屋外のテラスやカフェなどの場合は請求書の入っているトレイに
料金とチップをプラスした現金を置いて立ち去ります。
お釣りがチップとしては多すぎる場合、
お釣りをもらってから小銭をトレイに入れて立ち去ります。
カードで支払いをする場合は、
カードでの支払い後に、手持ちの小銭を残す、
または請求書のチップの欄に金額を書き込みます。
おわりに
いかがでしたか?
チップについていろいろなシチュエーションを考えてみました。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
英語で困ったら…
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