ミニマリストの本!? カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』を読んでみた
ミニマリストの本
カレン・キングストンの本が届いたので、読んでみました。
詳しくは『ミニマリストのブログを読んで感じたこと』をどうぞ。
タイトルは、『ガラクタ捨てれば自分が見える』です。
モノがあふれているとなぜいけないのか
カレン・キングストンは、
英国生まれバリ在住の世界的に有名な風水師です。
「彼女の提唱する『スペース・クリアリング』によって、
モノや汚れ、ガラクタなどから生じる、
負のエネルギーの停滞を排除して、
心を幸せな状態にしよう。」
というのが大まかな内容です。
使っていないのに、モノを捨てない理由には・・・。
などいろいろな理由がありますが、
この時、なんとも言えないよどんだ感じ、
焦りのような感じが心の中に沸き起こりますよね。
例えば、
「いつか使う」とはいつのこと?
「やせたら」っていつやせるの?
「コレクション」はいつ完成するの?
「汚れたキッチン」はいつきれいにするの?
といった思いがそのものの周りに漂っているように感じますよね。
私はこの本を読んでみて、
モノがあふれているとなぜ重苦しい感じがするのか、
がよくわかりました。
見ていてストレス(なんらかの負の感情)を感じさせるようなものは、
身の回りに置いておかないほうがいいということだったのです。
なぜなら、
見るたびに、
その負の感情や葛藤が無意識のうちに渦巻くからです。
これを解消する方法は簡単です。
その嫌な感じのするものを、
捨てればいいだけ。
そうすればもう、
思い出したり考えたりする必要もなくなります。
本に沿って実際にやってみた
実際に本に沿って捨ててみました。
好きなもの、見ていて気分のいいものは残します。
基準はそれだけ。
わりと執着なく片っ端から捨てられるのには、
自分でも驚きました。
使わなくなったものでまだ使えるものは、
チャリティに出します。
壊れたもの、汚れたものは捨てます。
一度引っ越しをしたときにずいぶん処分しましたが、
それでもモノはたくさんあるものです。
チャリティに出すのが6つできました。
この緑の物体の口に、チャリティに出す袋を入れると、
それぞれのチャリティ団体に配ってもらえます。
私はヨークシャーの医療用ヘリコプターのチャリティに寄付しました。
まとめ
ミニマリストとか断捨離とかの言葉はどうでもいいです。
おそらくそんなブームもすぐに過ぎ去ってしまうと思います。
だって
ミニマリストの部屋とかの写真を見ると、
なんかめちゃくちゃさみしそうじゃないですか。
がらんとして無味乾燥。
没個性。
引っ越した後の荷物のない部屋。
駐車場か使ってない倉庫風。
究極「そこに住む人さえもいらない」んじゃないか?
というにおいがします。
底なしの無。
そんなの楽しくないじゃないですか。
だからそんな楽しくない部屋に
長く住み続けられるはずないと思うんです。
でも、何が楽しいかは人それぞれなので、
私がとやかく言う筋合いじゃありませんね。
大きなお世話ですよね。
でも
「あんまり無理しないで」、
と言いたくなります。
「もうそんなに頑張らないで」
とか。
なぜなんだろう。
すみません。
でも、
『気に入ったものだけを身の回りに置く。
そうするととても気分がよくなる』
という原理は心から感じとることができました。
この本は良い本だと思いました。
今後も忘れないで、
実践していきます。
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