コロナの給付金【英国の場合】
英国政府から新型コロナの給付金が支給されるとのことで、
HMRC(税務署)から申請を促すメールがここ数日繰り返し来ていました。
できれば5月13日から18日までに申請してください、とのことなので、
昨日オンラインで申請を済ませました。
イギリスのコロナ給付金の申請
いつものようにパスワードとID忘を忘れていて、
認証やらなんやらをやりなおしてげっそり消耗。
でも私のようにID忘れていなかったら、
結構スピーディな手続きだったと思います。
(自営業 self employed の場合)
1.政府のウェブサイトに自分のアカウントでアクセス
2.自分が支払い対象かどうかを確認
3.運転免許証、パスポート、複数質問のいずれかで本人確認
4.振込の詳細を入力
これだけです。
およそ6営業日で銀行に振り込まれるとのことです。
自営業の支給額はざっくり言うと、
(過去3年間の年収の合計) ÷ (36ヶ月) x (3か月) x 0.8 で計算され、
最高額は7500 GBP (約972,134 JPY)です。
収入を申告していない人は除外され、
一定額以上の高収入を得ている人もこの対象から外れます。
雇用されている人は、月額の賃金の80%が支給されます。
日本の一律10万円と比較
英国の場合、ひとりずつ額が違うので何とも言えませんが、
過去3年間の収入に応じて支払われる、というスタイルです。
ここ3年間それほど所得がなく、
税金も払っていないという場合は、
それなりに支給額も全くない/少ない、ということになります。
ここら辺のボーダーの人たちが一番苦しいかもしれないと思いますが、
これまで国に税金を払ってきた人は、
その分で給付するからね、
という感じで、とてもはっきりしています。
日本の1人10万円は一律なので、
税金を納めていない子供でも生活保護を受けている人でも、
みんなもらえるところが、
漏れなく助かる感がありますよね。
でも何不自由ない高額所得者にも支給されるのは??。
その分本当に困っている人に支給すればいいのにね。
住民基本台帳に記入されていさえすれば、
外国人にも支給されます。
きちんと税金を払い、国に貢献していれば、
同じように扱われて当然だとは思います。
昨日、イギリスは1日のコロナ死者数が170人と、
直近で最低になりました。
徐々にいろいろなビジネスも再開していくようです。
この給付金で少しでも消費が上向き、
景気が徐々に回復するといいですね!
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