イギリス新型コロナ事情2 【スーパー】
イギリスが新型コロナの感染拡大防止のために、ロックダウンされてからほぼ1か月が経ちました。
大変悲しいことに、死者数は2万人を超えて予断を許さない状況のため、ロックダウンは今後も続きます。
コロナが流行り始めて、アジア人差別があるんじゃないかと結構ビビってましたが、一度もそういう目にあうこともなく今に至り、ありがたいと思っています。もうそんなこと言ってる場合じゃないほど英国内の状況がひどくなってしまったのですが…。
下の写真は、ロックダウンされる数日前のスーパーの棚です。パスタや小麦粉、缶詰や保存食品類はすべて売り切れの状態でした。
ロックダウンされてからは、スーパーに入れる人数が制限され、品不足は解消されましたが、スーパー前に長蛇の列ができるようになりました。
長い場合は300メートルくらい続きます。
これに並んでいたらコロナうつるんじゃないかとかえって心配になります。
1週間のうち、月水金の朝8時から9時の1時間は、医療従事者が優先して買い物できる時間帯に決められています。
私はいつもは上の写真の大型スーパーを利用しているのですが、列に並ぶのが嫌さにここ1か月ほどは近所のコンビニで済ますようになりました。大型スーパーでしか手に入らない白菜や大根が買えなくなり結構困っています。
コンビニならすぐに入店できるのかというとそうでもなくて、入店できるようになるまで最低20分ほどは並びます。まあそれでも最低限度の食品が買えるのはありがたいです。
スーパーの前の地面や店内には2メートル間隔で、ソーシャルディスタンスを守って並べるようにシールが貼られています。
レジの前には天井から透明のプラスチックのボードがセットされていて、現金での取引は禁止、カードだけで支払います。
私はマスクをしていきますが、イギリスではスーパーの人も、お客さんもほぼマスクをしていません。
マスクしないで咳やくしゃみをしています。
私がマスクをしていると、コロナ感染者だと思って怖がって避けていきます。
誰も近寄ってこないのでラッキー(^^♪。
英国政府によると、マスクを取り外すときにその表面を手で触り、その手で顔、口、鼻、目などに触ってしまう率が増加するのでかえって危険ということだそうです。
そんなこと、ちょっと気を付ければいいのにね、それより知らずに人に感染させる率を下げるほうが大切なんじゃないのと思いますが、英国政府のかたくなな姿勢はまったく変わらず、私にはよくわかりません。
感染させて集団免疫を作るというオリジナルの方針に基づくものなのでしょうか…。
こんなに頑張ってロックダウンして閉じこもっていても、死者数2万人越えというのはどういうこと?
いろいろ間違っているなら方針を考えなきゃいけないんじゃないんでしょうか。
今日のニュースではピークにはまだ達していないとのこと、いつまでロックダウンが続くのかは今だ不明の状態です。
1か月閉じこもっていてもこんな有様なら、普通にビジネスしてても同じなんじゃないかな、とふと思います。
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