カメと UVA UVB の意外な関係! 【動画】
紫外線にはUVA UVBと、
波長の長さによって、
種類があることは良く知られていますね。
そして人間にとってこの紫外線はお肌の大敵!
そんな嫌われ者のUVA/UVBなのですが、
意外にもカメには絶対に必要なものだったのです!
以下では、カメとUVA・UVBとの関係を調べてみました!
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カメと紫外線の意外な関係
人間にとっては肌の老化の原因となる紫外線ですが、
カメには絶対に必要なものなのです。
ミドリガメやゼニガメなどが、
川や池で日向ぼっこをしているのを
見かけたことがありますが、
あれは単に気持ちが良いからしていたんじゃなかったのです。
カメには体の割りには大きな甲羅や骨があり
えさだけではなく、
紫外線に当ててやることで
健康な甲羅や骨を発達させることができるのです。
カメと紫外線UVA
UVA(UltraViolet A)または紫外線A波は、
波長が最も長い紫外線(波長315-380nm)で、
地上に降り注ぐ紫外線の95%がUVAといわれています。
ガラスや雲でもさえぎることができず、
人間にとっては皮膚の真皮層にまで達し、
メラニン色素を酸化させ、
黒ずみ、肌の老化(しわ、たるみなど)の主な原因となります。
そんな怖いUVAなのですが
亀にとっては食欲を増進させる
なくてはならないものなのです。
このUVAは、一年中照射しており
ガラス窓も透過しますので、
室内でもカメの水槽に光が当たっていれば、
日光浴をしたのと同じ効果が得られます。
人間にとっては困った性質でも、
カメの飼育には便利ですね。
カメと紫外線UVB
UVB(UltraViolet B)または紫外線B波は、
中波長の紫外線(波長280-315nm)で
地上に降り注ぐ紫外線のうち
5%程度がUVBだといわれています。
このB 波を直接浴びると、
人間場合表皮層に赤い炎症(日焼け)が起きます。
このUVBを浴びることで、
カメは体内でビタミンD3を作り出し、
カルシウムの代謝、吸収をおこないます。
甲羅や骨の占める割合の高いカメの体は
紫外線を浴びることが必須なのですね。
このUVBですが、
ガラスやプラスチックなどを透過しないので
飼育容器を窓際に置いても効果はありません。
毎日お散歩にカメを連れ出せない場合は
紫外線UVB照射ライトを設置してあげる必要があります。
カメ用日焼け装置ですね。
このライトには、紫外線を出す
蛍光灯タイプのライト(UVBライト)を使用します。
水槽照明用の蛍光灯を購入し、
UVBライトに交換して使うのが一般的な使用法です。
カメとの距離は50cm以内にして、
効果が下がるのであまり離しすぎないようにします。
また、蛍光灯を取り付ける器具に反射用のアルミ箔をはると
光を効率的に照射させることができます。
それでも太陽光が最も優れているらしいので、
頻繁に屋外に飼育容器をだしてあげるのが一番いいようです。
カメと紫外線の関係についてはこれでおしまいです。
もともとのんびりしたカメが好きだったのですが、
これがきっかけでもっと好きになってしまいました。
カメの動画お楽しみください!
亀帰宅する
自分でドアを開けて帰宅するカメ
亀がひっくり返った亀をたすける
見習いたいものです。
手乗り亀
カメはなつくと確信しました。
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