ハロウィンのゴスイベント！イギリスなら絶対コレ！

日本でも人気急上昇のハロウィーン！

ハロウィーンの日程：毎年10月31日

さて、皆様のコスプレ準備の進捗状況はいかがでしょうか？

本日のハロウィーン情報は、
管理人が、

「実はイギリスで最もハロウィーンが盛んな町なのでは？」

とひそかに確信を持つイングランド北部の町、
ウィットビー（Whitby）のお話です。

この町に集まる、
暗黒、濃赤、紫のゴスエネルギーを吸収し、
皆様のハロウィーン衣装に、
ますます迫力が増すことを祈りつつ、
それでは行ってみましょう！

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ハロウィーンに最も真剣に取り組む町-ウィットビー

ウィットビーは、
管理人の住むリーズから車で約3時間、
ノースヨークシャー最果ての港町です。
人口1万2千人ほど。

昔から、ゴス／ゴシックの人々が集うことで有名で、
年二回、春と秋のハロウィーンシーズンに、
ゴスフェスティバルが開かれます。
名付けて、

Whitby Goth Weekend (WGW)!

さて今、
皆様の頭の中には、
「なぜこのウィットビーがゴス／ハロウィンと結びついたのか？」
という疑問の暗雲が、
むくむくと立ち上っていることと思います。

解説いたしましょう！

この教会は、ウィットビーの港を望む高台に建つ、
セント・メアリーズチャーチ
（St Mary’s church：AD1110）といいます。

この教会、実は『ドラキュラ伯爵』の生みの親、
ブラム・ストーカー（Bram Stoker）が、
ドラキュラを書くときにインスパイアされた教会なのです。

彼の小説の中で、
この教会の墓場がドラキュラの一場面として使われています。

For a moment or two I could see nothing, as the shadow of a cloud obscured St. Mary’s Church. Then as the cloud passed I could see the ruins of the Abbey coming into view; and as the edge of a narrow band of light as sharp as a sword-cut moved along, the church and churchyard became gradually visible… It seemed to me as though something dark stood behind the seat where the white figure shone, and bent over it. What it was, whether man or beast, I could not tell.

この教会は海に面した高台にあり、
海からの風に腐食した墓石が、
いよいよゴスムードを高めます。

また、この教会の隣には、
広大な「アビー(Abby)」と呼ばれる、
修道院の廃墟があります。

このようなゴスムードに溢れる町ですから、
週末になると、
ゴスの人々が、文字通り世界中から訪れます。

いわゆる「ゴスの聖地」と言ってもいいかもしれません。

（高台にセントメアリーズチャーチとアビーを望むウィットビーの港）

ウィットビーがハロウィーンに最もふさわしい町、
と呼ばれる所以をおわかりいただけましたでしょうか。

イングランド、ウィットビー！ハロウィーンのゴスイベント

2015年のウィットビーのハロウィンイベント、
「ゴスウィークエンド」は、
10月30日（金）から11月1日（日）
にかけて開催されます。

ゴスバンドや、パンクバンドを中心とする
ロックフェスも開かれます。

また120店舗の屋外マーケットも
開かれるようです。

というか、それよりなにより、
一番の主役は、
この町を訪れる観光客の皆さんなんです。

私は、混むのが耐えられないので、
ゴスウィークエンドを訪れたことはありませんが
普通の週末には4、5回訪ねたことがあります。

その普通の週末にでさえも、
黒、血の色の赤、紫、ショッキングピンクなどの
コスチュームに身を包んだ、
ゴスの皆様方の姿を目にします。

翼を背中にしょった堕天使のような彼らは、
セントメアリーズチャーチの墓場で、
楽しそうにお弁当を食べていられたりするのです。＾＾

ビジュアル的にとてもショッキングな光景を
これでもかと展開していただき、
毎回来たかいがあったと感動します。

ゴスの方々は、
外見は。。！？なんですが、
内面は極めてシャイで穏やか。
写真を撮ってもいいですか？
と尋ねると、たいていは快くOKしてくださいます。

それでは、
このような愛すべきゴスの皆様方を、
画像でお楽しみください。