黄金比の計算!簡単な方法ならコレ!
黄金比という言葉を、
みなさんもどこかで聞いたことがあるかと思います。
この黄金比は、およそ
なのですが、
もっとも美しい長方形の比率として、
企業のブランドロゴや、
名刺、ウェブサイトのデザインなどに使われています。
でもなぜ、1:1.618..?
誰が決めたの?
どうやって計算すればいいの?
。。。ですよね。
今回は、
そんな沸き起こる皆様の疑問に、
わかりやすくお答えしたいと思います。
どうぞごゆっくりお楽しみください。
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黄金比の発見者 レオナルド・フィボナッチ
今でも日常的に使用されているこの黄金比、
実はその歴史はとても古いのです。
発見者は、イタリアの天才数学者、
レオナルド・フィボナッチ。
彼は、1202年に次のような数列を発見しました。
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, …
フィボナッチは、
うさぎのつがいの生まれ方から、
この数列を発見しました。
不思議なことに、この数列の
隣り合う2数の和は、その次の数と等しくなります。
0+1 1
1+1 2
1+2 3
2+3 5
3+5 8
5+8 13
8+13 21
13+21 34
21+34 55
。
。
。
フィボナッチ数列から黄金比を導く
そして、隣あう2数の比率は、
だんだん黄金比、1.618…に近づいていきます。
2÷1=2.0
3÷2=1.5
5÷3=1.66666
8÷5=1.6
13÷8=1.625
21÷13=1.6153
34÷21=1.6190
55÷34=1.6176
89÷55=1.6181
144÷89=1.6179
233÷144=1.6180
おもしろいですね!
また、
X2-X-1=0
という2次方程式の解からも、
黄金比を求めることができますよ。
黄金比をもつ長方形の簡単な描き方
1.1辺を1とする正方形を二つ並べる。
2.2つ並んだ正方形の長いほうの辺を一辺として、一辺2の正方形を描く。
3.一辺が1と2の正方形、つまり一辺3の正方形を描く。
4.一辺3と一辺2の正方形、つまり一辺5の正方形を描く。
このように続けていくと、
上のような長方形がいくつも描けます。
どの長方形も、全て黄金比の長方形です。
そして正方形の一辺を半径とした弧を描いていくと、
美しいらせん模様が描けます。
自然界のフィボナッチ数列
黄金比を持つフィボナッチ数列や、
そのらせん模様は、
実は自然界にたくさん現れているのです。
例えば、
松ぼっくりやヒマワリの種、
オウムガイの巻いた部分。
樹木の葉の付き方。
フィボナッチさんも、
ウサギのつがいの生まれ方から
この数列を導いたそうです。
自然界で最も適応力を発揮するような
「数のパターン」なのかもしれませんね。
次の動画は、フィボナッチ数列についての動画です。
興味を持たれた方は、
是非ご覧ください。
こちらは、日本の文部科学省作成の動画です。
とても分かりやすいですよ。
お付き合いいただきありがとうございました。
自然って本当に不思議ですね!
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