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英国アンティーク陶器!シェリーのトリオ(Shelley/Foley)

可愛らしい花柄の、
大好きなシェリーのトリオのカップ&ソーサーです。
Wileman&co – Shelley/Foley

鉛筆書きして、
水彩絵の具で色付けしたような
ふわっと淡い感じの絵柄ですね。

さすがに古いので、
ちょっと汚れがありますが、
欠けたりひびが入ったりしてはいない、
状態の良いものです。

ボディは軽くて薄いです。
繊細。

紅茶とスコーンの、
クリームティにぴったりです。

shelly plate

トリオのB&Bプレート。

ここにスコーンや、ケーキなどをのせて、
同じ柄のカップ&ソーサーで紅茶をいただきます。
もちろんミルクたっぷりのミルクティで。

優雅な古き良き時代ですね。
今は、みんな紅茶でもマグカップですから。^^

1860年から続いた、
ワイルマン&Co も、
残念ながら時代の波には逆らえず、
1966年に閉窯されます。

それにもかかわらず、
人気は衰えず、
今でも、たくさんのコレクターに愛され続けています

このシェリーについて、
詳しく調べてみましょう。

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シェリーの歴史

シェリーの歴史は、1860年に始まります。
フォリーワークス(Foley Works)のオーナーである、
ワイルマン家が、
高級陶器製造のために、
2番目の工場を建設しました。

その2年後、
ジョセフ・B・シェリーが、
ドレスデンワークスを退職し、
フォリーワークスに入社します。

これは、ワイルマン家の2人の息子たちが、
ビジネスやセールスに向かなかったため、
父ヘンリー・ワイルマンがとった苦肉の策、
いわゆるヘッドハンティングでした。

ジョセフはやがてパートナーとなり、
社名も Wileman & Company に替わります。

シェリーによる、
すぐれた製品開発や、
人材登用、
海外への輸出が当たって、
会社は波に乗ります。

これを受けて、
ジョセフ・シェリーと彼の息子パーシーが、
事実上この会社のかじ取りを、
長く行っていくことになります。

その後会社は、
FOLEY(陶器生産地域の名前)を使用することについて、
その地域の他の会社から訴訟を起こされます。

この訴訟に敗訴したシェリーは、
Foleyの名前の使用を断念することになりました。

こうして、1925年には、
すべての製品に、
「Shelley」のバックスタンプが、
押されるようになったというわけです。

Foley backstamp

上の写真のトリオのバックプリントには、
Foley の文字が見えます。
シェリーに社名が変わる前の、
古い時代のものだということが分かりますね。

会社は、第二次世界大戦中、
高級食器を製造することが許されず、
売り上げを落としました。

また戦争後は、
安いマスプロデュースの食器の、
大量供給の波にのまれ、
1966年
とうとうAllied Potterriesに買収されてしまいます。

いまではシェリーの施設はなく、
その歴史と、操業中に生み出された、
魅力あふれる食器たちが残るのみです。

シェリーの食器たち

シェリーの食器には、
様々な形、絵柄があります。

私は、
クィーンアンシリーズや、
アールデコ調のもの、
トールツリーと呼ばれる、
何やら日本画を思わせる絵柄のものが好きです。

ここでは、Wikipediaで見つけた写真を、
以下でちょっとだけご紹介します。

dainty

1896年 ローランド・モリス作
有名なデインティシェイプの
カップ&ソーサー

この形をしたカップをデインティと言います。
他のメーカーでも
この形はよく見かけます。

ふっくらとして繊細な、
風に揺れる女の子のスカートのような
形ですね。

shelly Artdeco

1930年 エリック・スレーター作
アールデコのボーグシェイプ
カップ&ソーサー

持ち手のところが可愛いですね。
幾何学模様や色使いも、
はっと目を引きます。

20世紀初期の科学や新しい技術、
芸術への憧れのようなものがうかがえますね。

(出典:Wikipedia)


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