英国住みフリーランス。日本との時差8時間。地球は回っている。

恋愛の英語名言集!ちょっとビターで大人な恋愛を短文で!

英語の名言シリーズ!
今回は、恋愛の英語名言15連発です。


英米仏の作家や、
映画のセリフなどを中心に集めてみました。

クールな大人専用です。

なるべく短文で、
わかりやすいものをと心がけましたので、
ついでに英語学習にもお役立て下さい。

それではいってみましょう!

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サン・テグジュペリ ‐エアマンズ・オデッセイ

Love does not consist of gazing at each other, but in looking outward together in the same direction.

お互いに見つめ合うのが愛ではなく、共に同じ方向を見ること

gazing at : じっと見る、見つめ合う

『星の王子様』で有名な、
フランス、リヨン出身の作家、
サン・テグジュペリ。

この人は、飛行機乗りでもあったんです。
郵便輸送のパイロットとして、
ヨーロッパ―南米間を飛んだり、
フランス空軍に所属して、
偵察隊に志願したりします。

不時着や機体破損事故にも遭っており、
砂漠の真ん中に不時着して、
王子様に出合う主人公は彼自身でしょう。

最後は飛行機とともに、
地中海上空で行方不明に。
王子様が星へと招待したのでしょうか。

他にも、『夜間飛行』など、
飛行機乗りとしての作品がいくつかあります。

『ともに同じ方向を見る』

飛行機乗りの彼らしい言葉ですね。

フリードリヒ・ニーチェ(Friedrich Nietzsche)

It is not a lack of love, but a lack of friendship that makes unhappy marriages.

不幸な結婚とは、愛の欠如ではなく、友情の欠如から生まれる。

ニーチェは、
ショーペンハウエル、キルケゴールなどと並ぶ、
ドイツの実存主義の哲学者。

「ツァラトゥストラかく語りき」
「人間的な、あまりにも人間的な」
などの著作があります。

生涯あまり女性にはおもてにならなかったようで、
言葉の中にニヒリズムが漂います。

アンドレ・ジッド

It is better to be hated for what you are than to be loved for what you are not.
― André Gide, Autumn Leaves

そのままの自分が愛されないなら、憎まれたほうがまし。

フランスのノーベル賞作家、
アンドレ・ジッドの言葉です。

『狭き門』、
『一粒の麦もし死なずば』、
『田園交響曲』など、多作。

その言葉から、
強い自我がうかがえます。

お互いの幻想や理想を取り払った、
ありのままの姿でスタート、
なんでしょうね。

パウロ・コエーリョ ‐ アルケミスト

Paulo Coelho 『The Alchemist』(パウロ・コエーリョ‐アルケミスト)

One is loved because one is loved. No reason is needed for loving.

人は愛される。
なぜなら人は愛されるものだから。
愛することに理由はいらない。

stars

So, I love you because the entire universe conspired to help me find you.

…だから僕は君を愛する。
なぜって、全宇宙が君を見つけるのを助けてくれたんだから。

ブラジル人の人気作家。
学生時代も、
仕事についてからも、
突如、
放浪の旅に出てしまう癖のある人なのだそうです。

『アルケミスト』
『星の巡礼』
『ヴァルキリー』
『11分間』
『ベロニカは死ぬことにした』

など
全世界でその翻訳が出版されており、
私は、英語版でほぼ全作読んだという、
大ファンでもあります。

読むたび、
これは大人のための魂の教科書
こころをあたためてくれる童話?
と感じます。

ゼルダ・フィッツジェラルド(Zelda Fitzgerald)

Nobody has ever measured, not even poets, how much the heart can hold.

どれくらいこの心が持ちこたえられるものなのか、
誰も、詩人でさえも、測った人はいない。

別名ゼルダ・セイヤ―は、
20世紀初頭に「華麗なるギャツビー」を書いた、
米国人作家、F・スコット・フィッツジェラルドの奥さんです。

名家のお嬢様で、フィッツジェラルドとともに
ジャズエイジ」を、
華やかに駆け抜けていきました。

フィッツジェラルドは、
この美しくて浪費家の奥様を喜ばせるために、
ハリウッドで脚本を書いたり、
コラムに短編を書いたりして、
日銭を稼いだといわれています。

「もうこの心がどれ程持つのかわからない」

と嘆くゼルダさん。
実際心を病んで、
精神病院に療養のため入院してしまいます。

こういう2人は、
一緒にいれば傷つけあい、
疲れ果て、
それでいて
離れることもできない、
苦しい関係だともいえますね。

天国では、
お二人が安らかで幸せなことを祈ります。

ニコラス・スパークス(Nicholas Sparks)

I love you more than there are stars in the sky and fish in the sea.

空の星の数より、海の魚の数より、もっともっと君を愛しているよ。

Love is like the wind, you can’t see it but you can feel it.

‐A Walk to Remember

愛は風のようなもの。見ることはできないけど、感じることができる。

If you like her,
if she makes you happy,
and if you feel like you know her
—then don’t let her go.

‐Message in a Bottle

彼女のことが好きで、
彼女が君を幸せな気分にしてくれて、
昔から知っているような気がするなら、
彼女をあきらめちゃだめだ。

米国のベストセラー作家。
1996年から2011年の間に17作をリリース。

映画化された作品も多く、
以下は、英語名言の出典元の映画です。

  • 『Message in a Bottle/メッセージ・イン・ア・ボトル』
  • 『A Walk to Remember /奇跡を信じて』
  • 映画やテレビから

    Sex & the City (セックス・アンド・ザ・シティ)

    Man may have discovered fire,
    but women discovered how to play with it.


    男は火を発見したかもしれないけど、
    女は火遊びの方法を見つけたわ!

    ああ、懐かしいです。
    4人のうち、
    誰もいいなあと思うタイプの女性はいませんが、
    それでも、同性としてなんか愛しくて見ていました。
    パンプス買いにレッツゴー!

    Eat, Pray, Love(食べて、祈って、恋をして)

    This is a good sign, having a broken heart.
    It means we have tried for something.


    失恋したってのは、良いサインよ。
    だってとりあえず何かしたってことなんだもの。

    失恋のキズを癒す旅に出た、
    主人公(ジュリア・ロバーツ)が、
    イタリア、インド、タイと廻るうちに、
    新しい恋にであうというお話です。
    それぞれのロケ地が美しいです。

    マリリン・モンロー

    If you can make a woman laugh, you can make her do anything.

    もし女を笑わせることができたら、どんなことでもさせられるってこと。

    なるほど。笑うということは究極のOKってことなんですね。^^

    The real lover is the man who can thrill you by kissing your forehead or smiling into your eyes or just staring into space.

    おでこにキスしたり、
    目を覗き込みながら笑いかけたり、
    ただぼんやりどこかを見つめていたりしているだけでも、
    あなたをときめかせる男が本当の恋人。


    この人をそんな風にときめかせた男が誰なのかを知りたい。

    シェイクスピア ‐ ハムレット

    Doubt thou the stars are fire;
    Doubt that the sun doth move;
    Doubt truth to be a liar;
    But never doubt I love.

    ― William Shakespeare, Hamlet

    星が輝くのを疑え!
    日が昇り沈むのを疑え!
    うそだと真実を疑え!
    だが、私の愛を絶対に疑うな!

    時代がかっていますが、ハムレットですから…。
    はなから太陽が動くことはないのですが、
    まあご愛嬌ということで。
    ちなみに地動説は16世紀。

    ハムレット、男前だったのでしょうか。
    気になります。

    エミリー・ブロンテ ‐ 嵐が丘

    He’s more myself than I am. Whatever our souls are made of, his and mine are the same.
    ― Emily Brontë, Wuthering Heights

    彼(ヒースクリフ)は私以上に私なの。
    私たちの魂がどんなものでできていようとも、
    彼と私の魂は同じ、彼は私なの。

    『嵐が丘』は、
    ヨークシャーのムーア(荒野)に立つ、
    嵐が丘(Wuthering Heights)アーンショー家と、
    リントン家の間に、
    数代にわたって巻き起こる愛憎劇です。

    Wuthering(ワザリング)というのは、
    ヒースの荒野を吹きすさぶ、
    強く、果てもなく続く風の音です。

    (00001)7

    嵐が丘(ワザリング・ハイツ)の舞台となった、
    ヨークシャー、ハワースのトップウィズンズの写真。
    上の方の黒い小さい点がそれ。

    さてこのキャシーのセリフですが、
    嵐が丘のどの映画のバージョンにも必ず出てきます。

    「リントン家に嫁ぐことを考えている。
    もしヒースクリフと結婚すれば、
    きっと路頭に迷うだろう」

    とお手伝いさんのネリーにキャシーが相談する場面です。
    ここまでの言葉をヒースクリフはもの陰で聞いてしまい、
    これがきっかけで、彼は家を飛び出します。

    でも、次のキャシーの言葉がこれ、

    「ヒースクリフは私なの…」

    2人の別々の人間の間で、
    これ以上の関係を表す言葉が他にあるでしょうか。

    このヒースクリフの失踪で、
    失意のキャシーはリントン家に嫁ぎ、
    ヒースクリフは復讐の鬼と化します。

    すさまじいまでの愛情と憎悪。
    死んで魂となっても
    求めあう宿命の二人です。

    まさに愛と憎しみは表裏一体。
    読めば読むほど、スリリングです。

    英語の名言、恋愛編いかがでしたか?
    長文おつきあいいただきありがとうございました。

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